昨年9月に実施した「2010年フォートラベルユーザーが注目する海外旅行トピックは?」の調査結果によると、59.3%の人が「羽田空港 国際線定期便運航」と回答。また、「実際に羽田空港を利用して海外旅行に出掛けたいか」を尋ねたところ、69.0%もの人が「利用したい」と回答し、「利用したくない」は31.0%にとどまる結果となっている。そこで、実際に羽田空港から行ってみたい海外旅行先について、フォートラベル利用者を対象に調査を行った。
1位 ソウル
2位 台北
3位 パリ
4位 ニューヨーク
5位 シンガポール
6位 ホノルル
7位 香港
8位 バンコク
9位 ロサンゼルス
10位 クアラルンプール
羽田空港から行ってみたい海外旅行先は、1位「ソウル」、2位「台北」、3位「パリ」の順となった。
1位の「ソウル」、2位の「台北」については、飛行時間も短く、2万円台から行けるツアーも発売されており、気軽な海外旅行先としてもともと人気が高い。加えてアクセスが便利な羽田空港を利用して行けば、金曜日の仕事終わりに出発して、その日のうちに現地に到着することができ、また現地の空港も韓国なら金浦空港、台湾なら松山空港と都市部に近い空港を利用するため、有効的に時間を利用できる。ソウル、台北とも運行する航空会社も多く、週末3日間で行ける海外旅行先として、今後さらに人気が高まるだろう。
3位の「パリ」、4位の「ニューヨーク」については、深夜便であれば、仕事帰りに出発し、短い日程でもヨーロッパや北米方面に出掛けることが可能となる。特に「パリ」については、深夜出発して、早朝に到着することから、朝から観光を楽しむことができるのが魅力だ。5位の「シンガポール」についても深夜に出発し、翌朝早朝に到着することから、無駄なく現地での時間を多く確保でき、「ソウル」や「台北」同様、週末会社を休まず旅行を楽しむことができる。また、10位の「クアラルンプール」については、ローコストキャリア(LCC)のエアアジアXの就航が12月より開始されたことから、人気が高まっているようだ。