テレビ東京系の経済ニュースなぞ見ていると、永○園のコマーシャルがやたらと多く流れる。素とご飯をいためてチャーハン作ったり、お吸い物の素でパスタを味付けしたり、焼きラーメンやもちろんお茶漬けも。これで独身男性のさみしい食卓のご飯も、たちまちイケメン風レパートリーに!(どうりで麺が多いわけだ)とばかりに猛烈に商品をアピールする玉木。でも、実際の玉木宏は、肉料理と甘いモノが好き。スマップビストロでは肉に大喜びし、映画がらみのCMのドーナツ店では、系列店の開店祝いに駆けつけ、片っ端から甘いモノを食べるらしい。
10年前の映画『ウォーターボーイズ』では黒糖のように日焼けして荒々しかった玉木は、連続テレビ小説「こころ」に出る頃には真っ白の白糖化。さらに人気が上がるにつれてだんだん持ち味もやわらかくなってしまった。当初の玉木の男くささが好きだった記者にはちょっと物足りない最近の彼。でも、上野樹里やお付き合いの噂のあったアノ女優など、普通の男子ならサジを投げそうな「天然女優たち」を、うまく手なづけるのだから、今でもそれなりに男として芯はしっかりしているのだろう。TOHOシネマズでしか買えないシ映画情報いろいろマガジン「T.(ティー)」最新号2010春号(No.9)では、30歳をむかえ、ますます大人の魅力に磨きがかかる玉木宏のグラビアとロングインタビューがあるそうな。玉木が「草食か? 肉食か?」は、そこで判断して! <コダイユキエ>
写真:シアターカルチャーマガジン「T.(ティー)」最新号2010春号(No.9)表紙の、玉木宏と銀さん。