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糸井重里氏を見習おう 「ブロック機能」でより快適にツイッターを楽しむ

 ツイッターには、「ブロック」機能が付いています。どうしても絡みたくない人を「遮断」するシステムです。当然、みんな使える機能です。
 ですが、「ブロック」された人にとっては、不快であることが多いようで、「あいつ『ブロック』しやがって、おかしな人だ」というように、「ブロック」した人を責めるおかしな人もいるようです。

 先日、コピーライターの糸井重里氏が、あるツイッターユーザーを「ブロック」して話題になっていました。
 伝えているのは、「Togetter〜『糸井重里と相互フォロー推進委員会の方のやりとりと付随するつぶやき』」(http://togetter.com/)。そのユーザー(A氏)は、糸井氏に次のように発言していました。

 「フォローしている数とフォローされている数に大差があるという事です。フォローしている人があなたは少なすぎます。自分の声だけ聞かせて、相手の声に耳を傾けない。その姿勢はツイッターの本質から離れるものだと私は考えます」

 A氏は、彼(性別は不明だが)が考えるツイッターの本質について述べていました。人それぞれ本質について考える自由はあります。ですが、A氏の語る「ツイッターの本質」は、稚拙です。

 筆者の考える「ツイッターの本質」について述べさせていただきます。私は「本質」は「システム」に宿ると考えています。「フォロー」「リツイート」「リプライ」「リスト」「ブロック」…どれもツイッターにそなわっている機能です。これらのシステムを自由に指先をちょっと動かすだけで使えることが、筆者が考えるツイッターの本質です。
 A氏が述べていることは「ツイッターの本質」ではなく、A氏の「ツイッターの使い方」にすぎません。それを「本質」と呼んで主張したところにA氏の誤りがあります。

 その後、糸井氏は、しつこく意見を伝えてくるA氏に対して、

 「ありがとうございますが、もういいです。さようなら。敬遠させていただきます。」

 と伝え、A氏を「ブロック」しました。これは、「フォロー」や「リプライ」と同じように、ツイッターが用意したシステムを使っただけにすぎません。

 そんな糸井氏の「ブロック」に対してA氏は次のように発言します。

 「云う事優しいけどやる事えげつないですね。敬遠とはブロックの事でしたか^^;糸井重里氏、つまらない方です」

 ここでもA氏の発言はおかしなことになっています。
 A氏は「えげつない」と伝える相手を誤っています。A氏が伝えるべき相手は、糸井氏ではなく「ツイッター社」でした。なぜならば、ツイッター社が「ブロック」機能をシステムに組み込んでいるのです。もちろん、A氏のような人がいるからこそ、ツイッター社は、「ブロック」機能を用意しているのはいうまでもありません。

 ツイッター上では、A氏を非難する意見が多数見られました。当然のことのように思えます。
 ですが、非難を恐れずに言うなら、非難のツイートをすることすら時間の無駄だと考えます。A氏はブロックされるべき人であり、糸井氏はブロックした、にすぎないのです。また、心理学的にみても、「非難する」と、非難した人自体がネガティブなイメージを持たれてしまう場合すらあります。だからこそ「非難」はするべきではないのです。

 また、推測ですが、A氏は、「嫌われる」ことで快感を得る人格を持っているかもしれません。その場合、「非難」はA氏を喜ばせることになってしまうのかもしれないのです。さらに推測を進めるならば、A氏は非難されたいがために、糸井氏と絡み、わざと「ブロック」された可能性すらあるのです。A氏を最も非難する方法は、A氏を「無視」することでしょう。

 このように踏み込んで考えると、A氏を非難することなく、「ブロック」した糸井氏は、ツイッターを「本質」を理解して使っているとわかります。
 ツイッターを利用する人は、だれでも自由に「ブロック」機能を利用できます。この機能を使うことにためらうことはありません。なぜならば、「ブロック」機能は、ツイッターでのコミュニケーションを潤滑にするものだからです。

 最後にA氏は次のようにツイートしていました。

 「ブロックは相手に対する拒絶ですからね。ショックでしたが、事実は受け止めています。誰に非がある訳でもありません」

 ここまでA氏の誤りばかりを指摘しましたが、A氏は賢明な方なのかもしれません。A氏の言う通り「ブロック」機能を使う時、誰に非があるわけでもないのです。
 口笛を吹くくらいの気楽さで「ブロック」機能を使い、ストレスのないツイッターライフを楽しみましょう。(メガネ王)

【参照】非モテタイムズ
http://himo2.jp/

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