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北朝鮮に内部崩壊危機!? 劣悪な環境で蔓延し続ける『結核』の恐ろしさ

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提供:週刊実話

 北朝鮮で6月まで医療支援に当たっていた米国の団体がNHKのインタビューに応じ、北朝鮮内では劣悪な衛生環境で結核などが蔓延していると指摘した。

 「トランプ政権は今年に入って北朝鮮への人道支援目的の入国や医療物資の搬入を認めましたが、北朝鮮に援助を送っても、それが現地に到着し配布され、正しく使われていることを確認できなければ意味がありません。中国では『北朝鮮には2つの大量破壊兵器がある』と揶揄されています。1つは核・ミサイルで、もう1つが結核です。中でも多剤耐性結核は治療薬が効かず、国境も関係なく空気感染するので中国人は戦々恐々です。さらに北朝鮮では、マラリアとB型肝炎の感染率も非常に高い」(北朝鮮ウオッチャー)

 それでもプライドだけは高い北朝鮮メディアは、《自国はHIV(エイズ)とガン、エボラ出血熱のすべてを治療できる万能薬を開発し、これらの病気を国内から完全になくした》と報じている。事実ならノーベル生理学・医学賞ものだが、こんなプロパガンダは誰も信じない。

 「北朝鮮は、金正日総書記時代の1990年代に経済が崩壊して以降、国民の平均寿命は急激に短くなっています。実に韓国との差は12年も開いているのです。また、北朝鮮の人々は平均身長が韓国人より2.5〜7.6センチ低いとされ、慢性的な栄養不良と極度の貧困のためとみられています。屈強であるはずの軍人の貧弱さに、それは端的に現れています」(同・ウオッチャー)

 同国では、何百万人もの国民の命が常に危機にさらされ、清潔な水や食料、ワクチンといった基本的な医療品にも事欠いている。

 さらに北朝鮮には化学肥料がないため、農家は人糞を使っている。このため、17年に板門店から韓国に脱北した兵士の腸内で見つかったのは、先進国では見られない何十種類もの寄生虫と長さ30センチ余の回虫だった。

 すべては金王朝の存続しか頭にない金正恩の責任なのだ。

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