神奈川県警浦賀署は1月7日、中学2年の男子生徒に現金を渡してわいせつな行為をしたとして、派遣社員・水浦友也容疑者(34=横浜市青葉区市ヶ尾町)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)容疑で逮捕した。
逮捕容疑は昨年12月14日と同21日、同県横須賀市内のホテルで同市立中学2年の男子生徒(14)に各1万5000円を渡し、わいせつな行為をした疑い。
21日にラブホテルの従業員から、「男が男の子を連れ込んでいる」と110番通報した。同署員が駆けつけると、水浦容疑者は生徒を残し車で逃走した。生徒の話や車のナンバーなどから、水浦容疑者を割り出して逮捕した。
水浦容疑者は容疑を認めており、昨年夏頃から、複数回にわたって同様の行為をしたと自供している。
昨年3月、水浦容疑者は出身地である横須賀市内のスーパー銭湯で男子生徒をナンパ。「1000円あげるからメアド教えて」と頼んで、メールアドレスを交換した。その後、ゲームセンターや食事に行くなどしていたが、同8月頃に水浦容疑者が性的関係を要求。男子生徒は1度拒否したものの、1万5000円の条件提示をされると承諾したという。
男子生徒は「イヤだったけど、おカネ欲しさにやった。ボクは女の子が好き」と話しており、同性愛の趣向はないという。
相手が18歳以上の男子なら、まだ話も分かるが、相手は年端もいかぬ中2男子。水浦容疑者も罪なことをしたものである。
(蔵元英二)