報道をまとめると、逮捕容疑は8月中旬から9月2日までの間、同県中部に住む10代少女が未成年と知りながら、渋谷区の自宅に連れて行くなどした疑い。
逮捕された発端だが、先月中旬に少女の家族が行方不明者届を出し、県警が行方を捜している中、2人が北海道にいることが発覚。
捜査員を派遣し2日午前、札幌市北区内で余容疑者と少女を発見。余容疑者を現行犯逮捕していた。
同局は逮捕を受け、「社員が逮捕されたことは誠に遺憾であり、ご本人やご家族をはじめ関係者の方にご迷惑、ご心配をおかけしたことを深くお詫(わ)びいたします。事実関係を調べた上で厳正に対処いたします」とコメントを出していた。
「余容疑者と少女はSNSを通じて知り合っていたようだ。そのまま逃避行を続けていれば逮捕されなかったが、少女が自身のSNSで札幌にいることを投稿。それを見た捜査員が駆けつけて逮捕されてしまった」(全国紙社会部記者)
余容疑者は他局からの転職で3年ほど前に同局に入社。同局の事業局映画・アニメ事業部に所属し、アニメのスペシャリストとしてのメディア露出が多かった。
しかし、発売中の「週刊文春」(文芸春秋)によると、職場ではトラブルメーカーだったとか。
入社後、外信部に配属されたが、アニメ希望の余容疑者は「早く異動したいです」と露骨に主張し、結局一年で映画・アニメ事業部に異動。上層部も腫れ物に触るような対応をしていたという。
また、上司から早朝にメールが送られると、「パワハラだ」と総務部に駆け込み、20期ほど離れた上司が別部署に飛ばされたこともあったというのだ。
職場でもプライベートでも気ままに振る舞っていたようだ。