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林修、“結婚は気の迷い”と持論 「子孫を残す本能では」「冷静だから結婚する」など反論続出

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林修

 9日に放送された『初耳学』(TBS系)で林修が、“全ての結婚は気の迷い”と提言。ネット上で賛否を巻き起こしている。

 林は、多くの人が結婚する10代後半から20代は特に体内で性ホルモンが活発に作用する時期であり、動物で言えば“発情期”にあたると医師の視点から結婚する異常さを説明。男性は女性にわがままを言われても愛おしいと感じる「とんでもない錯覚」を起こしているとの持論を展開した。

 番組に出演していたモデルのアンミカは林に「私、40歳になってから結婚してるから。おかしくない」と主張。すると林は、恋愛中は脳内で“フェニルエチルアミン”が多量に分泌するが、3年から4年で減少すると返す。しかし、アンミカは「付き合い含めたら9年目ですけど、私持続してる」と納得がいかない様子。これに林は、「同じように旦那さんがアンミカさんのことを思っているかどうかは…」と含みを持たせると、アンミカは戸惑い絶句状態に。実際、番組がアンミカの夫に“アンミカへの不満は?”と尋ねたアンケートによると、「こんなに片付けが下手だとは思わなかった」との回答が紹介されていた。

 昨今、中年女性が夫の言動などによるストレスによって体調不良に陥る“夫源病”も話題となっている。林は、この症状も「妻を夫から隔離する」ことで症状が緩和するという効果を例に挙げ、結婚は冷静な判断ではできないとした。

 ネット上には、「既婚で子供もいるのに不倫が絶えないのはそういうこと」「だいたい3年経つと別れるよね、自分のこと含めてもそうだと思う」「結婚は子供のためにあるシステムだよね」「結婚して長いけど、嫁と『あの頃に戻ってやり直せるなら結婚しないよね』と言い合ったりする」と林に共感を示す声も多く見られた。

 一方では、結婚に対する考え方で異論を唱える声もあった。「結婚のときは恋愛と違って年収とかで結婚してるから本能じゃないと思う」「結婚することに自分の意思ってある? 他人が結婚してるからとか子孫残すとか本能が働いてるだけって気がするけど」「冷静に考えるから結婚するんだよ。配偶者控除とか年金負担せずに済むとか経済的な部分が大きいって」などの意見もあった。

 2016年にビジネスパーソン向けニュース情報サイト『Business Journal』がインターネット調査会社のコミュニケーションツールを利用し、「結婚したことに満足しているか?後悔しているか?」について既婚男女300人に行ったアンケート調査によると、全体の81%が結婚したことに「満足している」と回答した。しかし、この約8割の回答者のコメントでは、満足しているのは“結婚生活”であり、“結婚相手”に対する満足の声は少なかった。長い時間共に生活をして「不満はあるけど、後悔とまでは思わない」という意見が多く、「結婚当初と変わらず愛している」という意見はごく少数だった。

 同調査では、世代を問わず、既婚者が離婚を踏みとどまる理由として、“子供がいるから我慢する”とコメントする人も見られる。結婚が気の迷いかは定かではないが、結婚後は“子はかすがい”になるケースは多いようだ。

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