search
とじる
トップ > 社会 > 地下鉄副都心線試運転で石原知事大はしゃぎ

地下鉄副都心線試運転で石原知事大はしゃぎ

 東京メトロ副都心線開業を翌日に控えた13日、東京都の石原慎太郎知事(75)は新宿三丁目駅で行われた記念式典で「東京にとって画期的なこと。3つの代表的な盛り場を結ぶアクセスができた。大都会にマイナスになることは絶対ない」などとあいさつ。池袋、新宿、渋谷とつなぐ新路線に期待を込めた。

 テープカットにくす玉開き、報道向けの写真撮影と進む中、記念式典の類が苦手な知事はいかにも興味なさげだった。一変したのは試乗会で先頭車両に乗り込んでから。運転席真後ろの窓にかぶりつくと、同乗者と大はしゃぎ。
 新宿三丁目〜渋谷駅間を折り返す約16分の試運転を満喫した知事は「電車に乗るなら運転手のうしろが一番おもしろい。ほかはおもしろくないよ。子供じみてるかもしれないけど」と話した。
 副都心線は和光市〜渋谷駅間約20.2kmが開通しており、きょう14日から池袋〜渋谷駅間8.9kmが延伸開業。東武東上線、西武有楽町線と相互直通運転され、埼玉県民の都心へのアクセスが劇的に改善した。4年後には渋谷駅で東急東横線と相互直通運転する予定という。
 知事は13日の定例会見で「池袋と渋谷という対照的というかちょっと違った街の風俗が、どう変わっていくか興味がある」と述べた。

関連記事


社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ