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新日本プロレス 蝶野正洋が画策。5・5爆弾投下

 新日本プロレスゆかりのトップレスラーが集う最強ユニット「レジェンド」に新展開だ。10日にはドラディションの藤波辰爾と新日プロの蝶野正洋がそれぞれ都内の各事務所で会見。長州力のドラディション初参戦が正式決定したほか、蝶野興行でのトップ3再結集も発表された。ここにきて本格始動を見せるレジェンド。だが、そのウラでは怪情報も持ち上がっている。
 蝶野が9日の愛知大会後に「もうすでに大きなヤマは動いてる」とサプライズ予告を発してから一夜明けたこの日、レジェンドが再び動きを見せた。
 まずはドラディション30日の東京・後楽園ホール大会について藤波が「本当はオレがタッグを組むなり相手をするべきなんだろうけど、今回は吉江に経験してもらいたいんでこのカードにしました」と説明し、長州&蝶野VS吉江豊&田島久丸の一戦を発表。犬猿の仲だった長州の同マット初参戦を明らかにし「定期参戦してほしい」と語った。
 長州のドラディション初上陸ばかりではない。この日は新日プロ21日の蝶野プロデュース興行(千葉ポートアリーナ)でレジェンド3トップが再結集することも決定。都内の同事務所で会見した蝶野は、藤波&長州とのトップ3でRISEの中邑真輔&後藤洋央紀&ミラノコレクションATを迎え撃つことに「名古屋で見てもらった通り、この3人の意思統一はバッチリ。まあ中邑はチャンピオンだけど、どれだけのレスラーなのか試食させてもらうよ」と怪気炎をあげた。

 ただ、今後レジェンドでの具体的な動きについて話が及ぶと、蝶野はこの日も「まだ教えらんねぇ部分がほとんどだよ」と煙に巻き明言を避けた。前夜の「大きなヤマが動いてる」発言はまだいささか不透明。だが、ここにきてレジェンドが動きを活発化させた裏で、なにやら黒いカリスマは不穏な動きを見せているという。
 新日プロのフロント幹部が明かす。「21日の3人タッグと30日のドラディションに長州さんが初参戦するのを皮切りに、レジェンドの交流が密になっていくのは必至。なんか蝶野さんは自ら5月5日の後楽園も抑えたようで、もうすでに何か企んでいるのでしょう」。どうやら5月のサプライズを企てているというのだ。
 「これから自分らは自分らの道を行く。いまはそれだけ。あとはシークレットだ」と不敵に笑った黒い総帥。マット界きっての策士から怪しい香りがプンプン漂う。

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