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K-1MAX ライト級戦線に“ポスト魔裟斗”

 魔裟斗らが活躍するミドル(70kg以下)級に続き、K-1MAXの舞台でライト(60kg以下)級が新設された。この日は3試合が行われ、イケメンファイターの上松大輔(=写真)が快勝。また“爆腕”大月晴明も豪快なTKOで勝利を飾った。

 ファッションモデルも務めるなど甘いルックスで「ポスト魔裟斗」の呼び声も高い上松は、エディ・ユアザピビュチスに得意のヒザ蹴り、右ストレートを浴びせて3度のダウンを奪い、1R2分52でTKO勝利した。
 試合後は「動きが固くなった」と反省しつつ、「60kg級の試合というものをお客さんに伝えていきたい」とライト級を牽引していく覚悟を表明した。
 34歳と遅咲きファイターの大月晴明は、“爆腕”の異名通りの豪快なパンチを披露した。
 1Rでボディーへの1発でダウンを奪う破壊力を見せると、その後はトリッキーな動きで相手を翻弄。3Rには左右のフックの連打などで3度のダウンを奪って完勝。「もっともっと世界中の強豪と闘いたい。最強を証明した上で引退したい」とコメントした。
 また、大宮司進VSコンスタンティン・トリシンは、的確に有効打を積み重ねたトリシンが判定2-0で勝利した。
 軽量級ならではのスピードと技のキレがぶつかり合ったライト級。ミドル級をしのぐ人気を獲得できるか、今後に注目だ。

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