ファッションモデルも務めるなど甘いルックスで「ポスト魔裟斗」の呼び声も高い上松は、エディ・ユアザピビュチスに得意のヒザ蹴り、右ストレートを浴びせて3度のダウンを奪い、1R2分52でTKO勝利した。
試合後は「動きが固くなった」と反省しつつ、「60kg級の試合というものをお客さんに伝えていきたい」とライト級を牽引していく覚悟を表明した。
34歳と遅咲きファイターの大月晴明は、“爆腕”の異名通りの豪快なパンチを披露した。
1Rでボディーへの1発でダウンを奪う破壊力を見せると、その後はトリッキーな動きで相手を翻弄。3Rには左右のフックの連打などで3度のダウンを奪って完勝。「もっともっと世界中の強豪と闘いたい。最強を証明した上で引退したい」とコメントした。
また、大宮司進VSコンスタンティン・トリシンは、的確に有効打を積み重ねたトリシンが判定2-0で勝利した。
軽量級ならではのスピードと技のキレがぶつかり合ったライト級。ミドル級をしのぐ人気を獲得できるか、今後に注目だ。