パラマウントは先週開かれたMTVムービー・アワードでもパフォーマンスを行なったトム・クルーズが演じた『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』の登場人物である口の悪い監督、レス・グロスマンを主役にしたスピンオフ映画が作られる事を先日発表した。またこの映画は、ベンが数々のヒントを映画会社に与えたことで実現したものだ。
この役はさも実際に存在する人間のように扱われ、ベンはスタジオへの声明文で「レス・グロスマンの人生の話は昔から人間が全ての困難を乗り越えていこうと、格闘する話から影響を受けた話なのさ。きっと『市民ケーン』がゴミみたいなホームムービーに見えるような物になるよ。彼と仕事を出来るのは光栄だね」
パラマウント・ピクチャーズの社長アダム・グッドマンは「この業界のビジネスから学んだ全ては、このレスからの教えです。私は彼のアシスタントから始め、初日は彼の昼食の注文を間違えてテーブルを投げつけられましたが、私は彼の事を本当の父親のように愛しています。私はベンとスチュアート・コーンフィールド(プロデューサー)の二人に、レスのたいへんうらやましい生活を守ってもらえることに感謝しています」とジョーク交じりで語った。
『トロピック・サンダー』に出演していたベンによってプロデュースされるこの映画の脚本は、マイケル・バコール(グラインド・ハウス、イングロリアス・バスターズ)とトム・クルーズが担当する。