エルトンとパートナーのデヴィッド・ファーニッシュは、2か月になるザッカリーを南東イングランドのバークシャー、ウィンザーにあるセント・ジョージズ・スクールに入学させるつもりだという。エルトンたちの850万ポンド(約11億円)の豪邸からもほど近いこの学校は、1348年にイングランド王エドワード3世によって、ウィンザー城内のセント・ジョージズ教会に少年聖歌隊を派遣するために設立された。
またエルトンは、アメリカ人の代理母によって去年の12月25日に出産されたザッカリーを、3歳から入学できる年間費7500ポンド(約100万円)の保育園に入れたいという。 入学後、ザッカリーは13歳までここに在籍することになる。
女王とも友人でウィンザー城を頻繁に訪れているエルトン、7日月曜日、セント・ジョージズを個人的に見学した際、校長ロジャー・ジョーンズとザッカリーの将来について話し合ったという。
ウィンザー城の関係者は、ザ・サン紙に、「エルトン・ジョンが、ザッカリーのための学校の第一候補として、王室の聖歌隊学校があるここを選んだことには、何の戸惑いもありませんでした」「ここには素晴らしい音楽専門家と職員がいます。子供達全員が7歳から楽器を演奏し、ピアノは子供達のお気に入りです」「基本的に生徒は全員歌を習い、聖歌隊のメンバーとなりますが、中でも優秀な生徒は、セント・ジョージズ教会で女王のために歌う24人で編成された聖歌隊に参加します」とコメントしている。
学費が年間1万8000ポンド(約240万円)の同校は、現在通学しているエドワード王子の娘、ルイーズ・ウィンザーなど、多くの王室関係者を教育している。また、アンドルー王子とセーラ・ファーガソンもまた、末娘のユージェニー王女をこの学校に通わせていた。
さらにエルトンとデヴィッドは、息子をイギリスでも屈指の私立校で、ウィリアム、ヘンリー両王子も通ったイートン校に進学させる計画もある。