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バイキングが本格的に“みのもんた化”

 不調が続くフジテレビで、その象徴ともいえるのがお昼の時間に放送されている「バイキング」だ。32年続いた長寿番組「笑っていいとも」の後継番組としてはじまったものの、スタート当時は、「低視聴率」でニュースを騒がす。ただ、最近は、話題にすらない完全に視聴者から「忘れられた番組」となってしまっている。

 そんな同番組の起死回生の方法として、進められているのが“健康志向”へのシフト。ゴールデンでは、病気の不安を煽るような番組がそこそこの視聴率を稼いでいることから、お昼の時間に同じような企画で勝負をしようと番組側は考えたようだ。

 お昼の時間で健康志向といえば、かつて、みのもんたが、日本テレビで長きにわたり司会をつとめた「午後は○○おもいッきりテレビ」があったが、現在は他局でかぶる内容はなく、その路線に企画をシフトさせている。これは若干であるが、効果は視聴率にあらわれているとのこと。そして、さらに「バイキング」は、次の手としてある企画を目玉にしようとしているという。

 「『午後は○○おもいッきりテレビ』では、健康以外にも主婦を中心とした視聴者と生電話をする『ちょっと聞いてョ!おもいッきり生電話』という人気コーナーがありましたが、これに近いものを目玉企画にしようという案があります」(番組関係者)

 健康情報の後に視聴者が携わる企画となれば、ほぼ番組企画ごと丸パクリの状況になってしまう。そこで、「バイキング」では、電話ではなく、実際に主婦を呼んで討論をさせることにするようだ。みのもんたは、相手を話を聞いて、諭したり、励ましたりする方法であったが、坂上忍の場合は、“喧嘩ごしの討論”にさせようと考えており、そこが“新しい”と現場では思っているようだ。

 しかし、あくまでその差は、みのもんたと坂上忍という二人のキャラクターの差でしかなく、声だけなのか、それとも実際に出演させるのかの違いで、視聴者を出演させる方法は同じ。もちろん、この時間帯の出演であるため、テーマは、「夫婦仲」「嫁姑問題」など、みのもんたの番組とまるっきり同じもの。「バイキング」という番組自体は、恥ずかしがることもなく、本格的に“みのもんた化”を目指しているのだ。かつて“バラエティ番組の雄”として他局の追随を許さなかった同局だが、“オリジナリティ”とう言葉は、遠い昔に忘れてしまっているようだ。

 このまま“みのもんた化”が進めば、夏には『午後は○○おもいッきりテレビ』の名物企画であった「あなたの知らない世界」のような心霊企画も飛び出すかもしれない!?

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