なぜこんなことを書こうと思ったかというと、今月25日放送の「スタジオパークからこんにちは」に安めぐみ(26)が出ていたからだ。当然のようにHDDに録画してさっきチェックが終わったところなのだが、まず感じたのは、「安めぐみはこれで正しい」ということだ。
安めぐみの魅力とは何か?それは雰囲気である。いつの間にか男を虜にしてしまう雰囲気、なんだか知らないが心が和んでしまう雰囲気、気がつくとエプロン姿で夕食を作っている彼女を妄想させてしまう雰囲気。いずれも安めぐみの才能である。彼女の得意技は“雰囲気芸”である。そう思わずにはいられないのだ。
聞くところによると、彼女、「お嫁さんにしたいタレント」ナンバー1だという。そりゃ、そうだ。仕事に疲れて帰宅して、安めぐみが自宅にいたら最高に決まっている。
さて、その「スタジオパークからこんにちは」だが、安めぐみは何ひとつ面白いことは言っていない。「サンボマスターが好き」「焼き肉が好き」「久しぶりに実家に帰ったら、父の香りがしてホッとした」くらいのもんだ。もちろんエロ〜いパフォーマンスも披露していない。なのにタレントとしての価値はある。そこをエロエロ発言を繰り返すタレント及び事務所にいま一度考えてもらいたいのだ。
安めぐみは雰囲気だけで芸能界を生き抜いてきた。これという特技があるわけではない。トークを回せるわけではない。それでもテレビ業界は安めぐみを必要としている。誰も褒めないが、これはスゴイことである。
たまに「よくエロい妄想をする」という持ちネタを披露することもあるが、下品にならないような配慮がされている。ここは彼女の人徳だ。ただ単に「尋常じゃないくらいアソコの毛が濃い」とか「乳輪が異常にデカイ」とかいうモロな発言は決してしない。みんなが“モロ出し画像”を見たいわけではない。それを安めぐみは本能的に理解している。