(※犬山市のげんこつメーカーは3社)
戦国時代にどのように食べられていたのかは2つの説があるという。
(1)食糧不足の時に、領主(殿様)が家臣にふるまったという説。
(2)戦の最中に陣中食として食べられていたという説。
『げんこつ』の名前が付くだけあって非常に硬いのだが、口の中にしばらく入れてたら柔らかくなり、キャラメルのように食べやすくなる。 緑茶を飲みながら食べるとなお、美味しさが増すだろう。
長い歴史を持つ『げんこつ』は、透明なパッケージタイプが主流だったが、最近ではオシャレなパッケージも増えている。 犬山城下町で、赤い器のパッケージが印象的な『藤沢げんこつ』を販売するハンドメイド雑貨motif[モチーフ]の店長・伊藤氏に、販売するのに至ったエピソードを聞いてみた。
『旅先でかわいいお菓子のパッケージを見かけたときに、小分けにしてげんこつをプレゼントしたいと思った』
男性視点では気づかない部分に実はチャンスが眠っていたということだ。 実際 犬山市以外でも『げんこつ』を取り扱ってる店もあるが、オシャレなパッケージにまで踏み込んだ商品を出しているところは意外と数少ない。
2010年4月には、メーカー『藤沢げんこつ』から犬山市のゆるキャラ『わん丸くん』をモチーフとしたパッケージの『げんこつ』が発売された。(主原料は、きな粉+水飴。メーカーによって主原料は異なる) 芸能界一の犬山城好き某芸能人がツイッターでつぶやくほど気に入ったらしい。
犬山市発の『げんこつ』が熱く盛り上がっている。
※ハンドメイド雑貨motif[モチーフ]のオフィシャルHP http://motif.ocnk.net/
※犬山市内では色々なメーカーの『げんこつ』が販売されている
執筆者:文科系忍者記者ドラゴン・ジョー(山口敏太郎事務所)
参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou