氏は、テレビの歌謡ショーで、「ぼかぁー、よくカツラって言われるんだけどさー」と自らネタ振り。テレビカメラに頭頂部をどアップにさせ、あろうことか力任せにギューギュー髪を引っ張り、カツラではないことを証明してしまったのである。
但し、これによって、以後氏には、“植毛疑惑”が持ち上がったのは言うまでもない。
このように最近では、一見して全くわからないようになっているが、唯一、カツラであることをはっきり判別する方法がある。それは、当り前のようだが、カツラを取った姿を目撃すること、である。
例えば、ダンディーな大物MC・某氏。以前サッカーの大きな大会で東北に応援に行った際には、少しさびしいかな、といったレベルの薄毛で登場。その姿は、ローレンス・オリビエのようで、きわめてダンディーなまま。周囲のサポーターからも、かっこいい、と声援が飛んでいたのが印象的だった。
このように、本人がとって自己アピールするのを待つ、というのが、一番確実なカツラ判別法なのである。
ほかには、現在までに日本を代表する俳優のA(仮称)。以前、渋い様子でドラマの告知をしているが、完全にまばらな前髪…ということがあった。(暫く見ないうちにいってしまったなぁ)、などと思ったものだが、その後は豊かな黒髪短髪に変わり、トレードマークにもなっている。俳優業のほうは、誰しも認める飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍中だ。
最後に紹介するのは、往年のイケメン映画スターB氏。テレビ出演時に、頭頂部がごま塩状にすけていたことがあった。が、やはりイケメンゆえつい目線は上にいってしまう…。
その後は、豊かに髪が復活。相当カワイイ娘もたまにテレビでみるが、ご本人も今も各方面で活躍中だ。
事情に詳しい人物もこう指摘する。
「久しぶりにテレビに出る、懐かしの芸能人が狙い目です。テレビの仕事を復活させるにあたって、本人がまずは薄毛の自分のカメラテストをしているのです。やっぱりだめだなあ、となってカツラに切り替えるのではないでしょうか」(芸能ライター)
皆さんも、久しぶりにテレビに出て来た芸能人を見た際には、その頭髪部分をよく観察してみてはいかがだろうか。明らかに異常な増え方をしていることがあるのである。