search
とじる
トップ > スポーツ > 巨人 高橋由伸辞任に備える江川卓次期監督

巨人 高橋由伸辞任に備える江川卓次期監督

 タレントのベッキーと巨人・片岡治大コーチの“真剣交際”の影で囁かれているのが、江川卓氏の次期巨人監督就任説。2人を全面バックアップしているのが江川氏、そして監督就任の暁にはヘッドコーチのポストが用意されているという情報まで浮上しているのだ——。

 7月6日から行われた首位広島との3連戦を2勝1敗でしのぎ、なんとか7.5ゲーム差につけている巨人(数字は7月8日現在)。しかし、今年もV逸なら高橋由伸監督は就任から3年連続となり、2年連続Bクラスに沈めば球団史上2度目の屈辱。ネット裏では、「監督の首のすげ替えは不可避」というのが一致した見方である。
 そんなメディアの声を制するように、渡邉恒雄読売新聞グループ本社代表取締役主筆は7月6日、高橋監督に高い評価を与え、解任報道を牽制した。この日、3年契約最終年の高橋監督は、読売新聞東京本社を訪れ、渡邉主筆、老川祥一オーナーらに前半戦の報告を行った。

 会談後、渡邉主筆は取材陣の質問に「いろいろ(話を)した。監督はよくやっているし、選手をよく見ている。名監督だよ」と話し、ゲーム差には「巨人本来の野球じゃない」とした上で「いい選手がいることは事実だけど、足りないね。もっと強化する。圧倒的に勝つようにしないと」とさらなる援護射撃を約束した。しかし、ベテラン巨人担当記者によれば、渡邉主筆の発言はカムフラージュで、有事に備えて次期政権作りを始めているという。キーマンとなっているのが「最後の切り札」とされ、これまで万年候補に甘んじてきた江川卓氏だ。
 「巨人は水面下で来季体制の方向性を検討しています。アウトラインとして、高橋監督の腹心である村田真一ヘッドコーチを今季限りで解任し、江川卓氏を後任に充てる人事です。現段階では、優勝を逃しても巨人はクライマックスシリーズに進出し、逆転で日本一になる可能性を残している。監督人事はBクラスが確定するまで封印せざるを得ないのです」(巨人担当記者)
 表向きは、由伸巨人を有力OBの江川氏が支えて盟主奪回を図るという構図だが、読売首脳は今シーズンも優勝を逃せば、高橋監督が自ら辞任を申し出ることを想定している。そうなった場合、次善の策としてヘッドコーチで入閣させるはずだった江川氏を監督に擁立——そのようなシナリオを描いているのだという。

 江川氏の「ポスト高橋由伸」が発覚したのは、実は6月末に報道されたタレントのベッキーと巨人・片岡治大二軍内野守備走塁コーチの真剣交際報道がきっかけ。2人が接近したのは今年に入ってから。共通の知人を通じて食事会が行われ、その後、片岡コーチからアプローチしてデートを重ねるうちに恋愛に発展。5月から正式な交際が始まったという。
 「ベッキーが所属するサンミュージック、片岡コーチのマネジメントを担当する吉本興業も『報告を受けている』と交際を認めており、今シーズン終了後に入籍する可能性も十分あります。片岡コーチといえば、スピードスターとして名を馳せた西武での現役時代、元フジテレビアナウンサーの“カトパン”こと加藤綾子との交際が報じられた球界屈指のモテ男。2年半前に不倫騒動を起こしたベッキーが一方的にまたまた惚れ込んだと心配する向きもありますが、双方の事務所が容認しているのは、しかるべき人物が後見人になっているからです。それが江川氏ではないか、という情報が浮上。しかも今回はともに独身であり、スキャンダルに発展する心配もない。順風満帆なのは、そのためです」(女性誌記者)

 巨人OBの野球解説者によれば、今回の恋愛はベッキーの「片岡コーチ先物買い」だという。
 「江川氏と片岡コーチは、実は縁浅からぬ関係にあります。千葉市出身の片岡コーチですが、高校は栃木県の宇都宮学園(現文星芸術大学附属高校)に進学しました。2人の兄も同高校で活躍した有名3兄弟です。ここから透けて見えるのが、かつての作新学院の大エースで、栃木県に絶大な影響力を持つ江川氏の存在なのです」(巨人OBの野球解説者)

 一部球界では“江川氏の側近”との呼び声もある。「江川巨人」誕生の暁には「片岡ヘッド」なる観測情報もある。江川氏の人気とイケメンヘッドコーチ、それに応援団長のベッキーが加われば、巨人人気に寄与することになる。
 読売グループである『スポーツ報知』も「芸能界とプロ野球界の垣根を越えたビッグカップル誕生」と祝福報道。これも次期監督有力候補に江川氏、その側近の片岡コーチがヘッド格でチームを支えると考えれば、合点がいく。

 ここにきてポスト高橋監督の本命とみられていたOBの松井秀喜氏にも、微妙な動きがあった。8月5日から始まる夏の甲子園大会の開幕戦に行われる始球式で登板するため、来日するという。そして、来日中に後輩の高橋監督から江川氏への円滑な政権移行の環境作りをする…。
 いずれにせよ、江川氏はラストチャンスとなる。

スポーツ→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

スポーツ→

もっと見る→

注目タグ