search
とじる
トップ > スポーツ > イチローの移籍は決定的!? ヤンキースがライバル外野手と契約延長

イチローの移籍は決定的!? ヤンキースがライバル外野手と契約延長

 ヤンキースからFAとなっているイチロー外野手(41)の移籍が決定的となった。

 同球団が、その去就が注目されていた控え外野手のクリス・ヤング(31)と契約を延長したからだ。1年契約で推定年俸は250万ドル(約2億8500万円)に出来高が付くという。

 今季、ヤングはアスレチックスからメッツに移籍し、1年契約を結んでいたが、88試合、打率.205、8本塁打、28打点と不振で、8月上旬に戦力外となった。

 その後、8月27日(日本時間28日)にヤンキースと契約を交わし、23試合、打率.282、3本塁打、10打点の成績を残し、シーズン終盤にはクリーンアップを任されることもあった。

 ヤングは通算打率こそ.234と低いが、ダイヤモンドドバックス時代の07年には32本塁打をマークするなど、通算155本を放っている長距離打者。守備、走力にも定評があり、外野3つのポジションをこなせることから、今季のイチローが果たした役回りを担うものとみられている。

 ヤンキースの外野陣は来季も、左翼がブレット・ガードナー(31)、中堅がジャコビー・エルズベリー(31)、右翼がカルロス・ベルトラン(37)の布陣で臨むことが確定しており、ヤングは4番手外野手となる。ただ、ヤングはまだ31歳と若いことから、レギュラー3人を脅かす存在にもあり得る。

 ヤンキースのジョー・ジラルディ監督は来季、チームの若返りを図る腹づもりで、ヤングの残留は、イチローが来季の構想から事実上外れたことを意味する。

 そのイチローは先頃、米国のテレビ番組「スタジオ42」に出演し、「来年メジャーでプレーすることを固く決意しています。どの球団かは、野球は個人スポーツでないので分からない。誰かがプレーする機会を与えたいと思ってくれなければならないが、私はどんなことをしてでもプレーします」と発言。来季もメジャーでのプレーを熱望している。

 米メディアではイチローの新天地候補として、タイガース、エンゼルスが浮上していることが報じられている。この度、代理人がトニー・アタナシオ氏から、敏腕のジョン・ボッグス氏に変わったイチローが、来季どこのユニフォームを着るのか注目を集める。
(落合一郎)

関連記事


スポーツ→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

スポーツ→

もっと見る→

注目タグ