そして先ごろ、第14回アニメーション神戸授賞式が神戸国際会議場で行われた。
今年は、個人賞に加藤久仁生(“つみきのいえ”の監督)特別賞に雪室俊一(脚本家、サザエさんほか)作品賞・劇場部門は「ウォーリー(WALL・E)」、作品賞・テレビ部門は「東のエデン」、作品賞・ネットワーク部門は「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱&にょろーん☆ちゅるやさん」、主題歌賞に「Don't say“lazy”」(歌・桜高軽音部『けいおん!』)を選定した。
「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱&にょろーん☆ちゅるやさん」の受賞では、代表として、声優の白石稔が赤鬼の姿で登壇して神戸市副市長から賞を受けた。コスプレで現れたのは彼が初めてで、この作品はホントやってくれるなあと、会場の話題をさらった。
同日行われた、ラジオ関西の公開録音では声優であり実行委員長を務める神谷明、個人賞を受賞した雪室俊一、昨年の個人賞の辻真先が出演。サザエさんや鉄腕アトム、秘密のアッコちゃんなどの名作の秘話を語った。
アニメーション神戸では、クリエーターの育成のためのセミナーなども行われており、平成10年から、デジタルアニメーションの制作に携わる人材の育成を図るため、アニメ業界の第一線で活躍中の方々を講師に招いて「実践型ワークショップ」を実施。これまでの受講者からプロとして活躍する人も生まれている。
(http://www.anime-kobe.jp/)