逮捕容疑は、昨年8月19日午前、東京都新宿区歌舞伎町のホテルで、大阪府在住の私立高校1年の女子生徒(当時16)に、現金3万5000円を支払って、わいせつな行為をした疑い。
記者は「間違いありません」と、容疑を認めているという。
同署によると、記者は犯行当時、東京本社経済部に勤務しており、女子高生がインターネットの掲示板に、無料通信アプリ「LINE(ライン)」のIDと売春をほのめかす書き込みをしていたのを発見。「LINE」を通じて、女子高生に連絡を取り、日時や場所を決めて、援助交際に及んだ。記者は偽名で「LINE」に登録していた。
女子高生は夏休みで、大阪から東京に遊びに来ていた。2日後の同21日に、女子高生が警視庁に補導され、その供述から発覚した。
読売新聞グループ本社広報部は「本紙記者が逮捕されたことは極めて遺憾。事実関係を確認の上、厳正に処分する」とコメントしている。
新聞記者とて、人間だ。いけないことだと分かっていながらも、女子高生と遊びたい願望には、勝てなかったということか…。
本来、記事を書くべき新聞記者自身が、自社紙はもちろんのこと、競合する他社媒体の記事になってしまっては、しゃれにもならない。
(蔵元英二)