石井は8月の北京五輪後に「次は60億分の1を目指したい」と、元PRIDEヘビー級王者、エメリヤーエンコ・ヒョードルとの対戦を熱望した。ヒョードルは、2007年7月に米国総合格闘技イベント「M-1 Global」と2年契約を結んでいる。M-1とDREAMは友好関係を築いており、石井にとっては同イベントへの参戦がヒョードル戦実現の最短ルートとなる。
また石井は、DREAMを主戦場にしている秋山成勲とも親交が深い。
大みそかイベント「Dynamite!!」開催も発表されており、石井のデビュー戦にはうってつけの舞台もある。
一方、石井と同じく五輪金メダリストの元柔道家の吉田秀彦、瀧本誠らが主戦場にしている「戦極」も、かねてから「北京五輪メダリストの参戦」を関係者が口にしている。
6日には両イベントの関係者とも「来てもらえるのであれば歓迎」と口をそろえながらも、石井本人との接触については「ありません」と否定している。石井はどのリングを選択するのか。