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横須賀の夜事情

 夕刻になると、横須賀中央駅と汐入駅に、大きく背中に穴の開いた服のギャルグループや、いまどき珍しいガングロ少女グループなどが集まってきた。また、ホットパンツの妙齢の女性なども混じっている。

 ベースの軍人さんたち目当て…の派手な女性が集まってくると言ってもよさそうだ。
 というのは、少し夜も更けると、先のガングロ少女グループと思しきひとりの女性が、黒人さんと嬌声を上げて海軍ゲートの前の通りで追いかけっこをしてじゃれあっていたのを発見したのである。

 いっぽうこの街は現在、藤代冥砂氏の写真集『SISTA!』にも登場するようなシスタ系の女性であふれかえる…というほどのことはないようだ。崖の上あたりのエリアなどからぽつぽつと色黒の女性が、どぶ板含めた裏道の商店街にやってくるようだが、けっこう少ない。
 「既婚者とバツ1以上の女性が多いわね」(シスタ系女性)ということだ。
 総じて、外人の優しさとムードは、日本人女性の好みにも適合しているからモテるのだろう。

 どぶ板では、週末ということで白人や黒人の軍人さんたちで賑わう有名BARにも、入ろうと思えば普通に入れる。とてもスリリングでいいのではないか。彼らは個人主義だし、日本人がいても気にしない。ひょっとして日本の閉鎖的な居酒屋などよりよっぽど居心地がいいかもしれない。(笑)横須賀に来るのは昔友人と探検して以来だったが、2人以上ならさらに危険は減るだろう。

 むしろ路上で、「(取材だって?)クレイジー、ギャッハハ!」などと言って190センチくらいの黒人の方にハイタッチされるほうがよっぽど肩や肘が危険である。
 いっぽう、路上で「シット!」などと言って、酔って暴れている白人さんには注意だ。こうなるとアンタッチャブルであるので。

 変わらない基地の街。そこでは、ナンパの場面にも結構遭遇する。
 「そうね、夜毎即席カップルが出来てるわよ」(商店主)
 そこらへんは昔も今も基本的に変わらないのかも。

 …書けないコトだらけで締まらない記事になってしまった。

 最後に、軍人さんの間で、成海璃子が相当人気がある、とだけ付け加えておこう。

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