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駅のロッカーから乳幼児の遺体…増え続ける、無責任な親による虐待・殺害事件

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画像はイメージです

 29日午後3時20分頃、埼玉県坂戸市の東武東上線北坂戸駅のコインロッカー内から乳幼児の遺体が発見された。

 事件が発覚した理由は、駅職員がロッカーの異臭に気がついたこと。職員が交番に通報すると警察官が駆けつけ、コインロッカーを確認。18個あるうちの1つから、カバンの中に入った生後間もないとみられる乳幼児の遺体が発見された。

 遺体は女の子で、服を着ていなかった。死後数日が経過しているものと見られ、警察が死体遺棄事件として捜査を始める予定だ。

 生まれたての何の罪もない赤ん坊を死なせたうえ、カバンに入れてロッカーに遺棄するという許しがたい事件に、ネットユーザーからも「許せない」「人間のすることとは思えない」「命の尊さを軽んじすぎている」など、犯人への怒りが爆発している。

 それにしても多い子供の殺害や虐待事件。23日には大阪府に住む風俗店従業員の女性が2016年12月頃、居住していた仙台市青葉区の自宅で乳幼児をビニール袋に入れ放置し死なせたほか、その他2人についても殺し、マンションに放置していた事件が発生し、ネットユーザーの怒りを買った。

 また、4月には群馬県前橋市でも、公園のトイレで死産した赤ん坊を紙袋に入れ老人保健施設前に放置した42歳の女が逮捕されている。この女はネットカフェで生活しており、子供が育てられなくなり、犯行に及んだものと見られている。

 子供を捨てる行為は許されるものではないが、その背景には育てることができないにもかかわらず身ごもってしまうことがある。いずれも父親の所在が不明で、女性1人が子供を背負い、処遇に困り、凶行に及んでいる。

 今後類似事件を起こさない意味でも、子供を育てられなくなった母親に対する支援措置などを早急に検討するべきだろう。

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