大阪市生野区に住む風俗店従業員の女(25)は、22日夜に仙台市青葉区のマンションに自分が生んだ乳児3人の遺体を放置したとして出頭。連絡を受けた警察が仙台のマンションを捜索したところ、ビニール袋に1体、スーツケースに2体の遺体を発見。女はまもなく死体遺棄容疑で逮捕された。
なお、乳児3人にうち女児1人は2016年頃12月に殺されたうえ、ビニール袋に入れられマンションの居室内に放置されていた。そして、スーツケースに入れられていた男児2体は、女児より先に生まれた可能性が高いそうだ。
女は2014年秋頃から昨年1月まで仙台で暮らしており、ここで3人を産んだ様子。自身は大阪に転居したが、マンションの賃貸契約は結んでいた模様だ。今後捜査で動機や当時の状況などが明らかになると思われるが、子供に対する愛のない姿勢には、驚くばかりだ。
このニュースを聞いたネットユーザーからは「父親は誰なんだ」「妊娠中は父親に世話してもらっていたのでは?」「父親がわからないのか?」と、父親の責任を追及する声が。また、「どうして避妊しないのか」「親になる資格がない。産むべきではなかった」など、女に怒りをぶつけるネットユーザーも出た。
一方で、「母親も何らかの被害者」「救う手立てはなかったのか」「闇が深い」「誰にも言えずに悩んでいたかも」など、一部には同情する声もあった。
いずれにしても、なんの罪もない子供を3人も殺したことは事実。当人の心中は定かではないが、良心の呵責に苛まれ、出頭したのではないだろうか。罪が消えることはないが、まずは刑務所のなかでその罪を償ってほしい。