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バラエティ番組で出た“迷言”週間トップ3(6/27〜7/4)

●第1位「菜々緒がすげぇ好きで、深夜の番組の仕事をしょっちゅうフッてた」(劇団ひとり/フジテレビ系『OV監督』7月1日)

 おもしろい(O)VTR(V)を、タレントや芸人が制作する番組も、セカンドシーズンに突入。そこで、今回は特番の前身番組を、千原兄弟・千原ジュニア、バカリズム、劇団ひとりで鑑賞した。終盤では、今後どんな人材を使っていきたいかを話し合い。「アイドルの子を使って、とかは?」と提案したのは、ひとりだ。「この子に仕事をフルことによって、良く思われたいって人、いない?」と、さも経験済みな口調で続けた。すると、「菜々緒がすげぇ好きで、深夜の番組の仕事をしょっちゅうフッてた」と、衝撃のカミングアウト。大沢あかねという妻、女児がいるなか、私的感情で番組のブッキングをしていた、ひとり。まさしく、芸能界の裏側である。

●第2位「吉田好き権を、譲ってる感じでした」(ブラックマヨネーズ・吉田敬/フジテレビ系『有吉弘行のダレトク!?』7月1日)

 有吉が、心許せる芸人のブラマヨと激しい舌戦を展開。オープニングから、小杉竜一に「EDでしょ?」、吉田に「汚い」と罵倒しながら、腕のある3人は笑いを生みだしていった。中盤では、小杉の妻を紹介したのは吉田であったという実話を、吉田が紹介。すると、「それ、吉田くんの気持ち次第では、どっちもイケたということだよね?」と、イヤらしい解釈をした有吉。これに、「吉田好き権を、譲ってる感じでした」と切り返した吉田。ちなみに、子どもがいて、まだ新婚気分を満喫できるはずの小杉は、「幸せ?」の質問に対して、長い間をおいて、「…普通です」と回答。お決まりのパターンを、お決まりの3人でして見せた。

●第3位「新ネタのヅラ、自腹で買ってます」(フルーツポンチ・村上健志/日本テレビ系『Next』7月4日)

 深夜に放映していたピース司会の“悩める人の「よるよむBAR」”が、こっそり閉店(最終回)を迎えた。BARに仕立てたセットに、客の設定で飲みにきたのは、最近はすっかりコンビで観る機会が減ったフルーツポンチ。悩みは、村上が相方・亘健太郎に抱く不満。漫才のネタを書かない、村上のピンの仕事中でも、亘は遊んでいるといったことを、吐露した。「しょうがない」とやる気を見せない亘と、「言いたくはないけど」と前置きしたうえで、「新ネタのヅラ、自腹で買ってます」と、努力の片りんをこれ見よがしに訴えた村上。そんなふたりにピース・又吉直樹が推奨した1冊は、失業中の夫を妻が支える小説『接吻を盗む女の話』。亘を無職の夫と想定して、村上を励ますのだった。(伊藤由華)

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