「せっかくみなさんにお集まりいただいたのに、『出版以外の質問は…』って関係者が止めるみたいなこと、なんもないんです」と苦笑い。「今回はすいませんでした、手ぶらで帰ってもらって。Yahoo!ニュースも、載せにくいやろうなぁ」とつぶやいた。
今年は、フットボールアワー・後藤輝基やロンドンブーツ1号2号・田村淳が結婚、ブラックマヨネーズ・吉田敬、野性爆弾・ロッシーがパパになったほか、親しいスタッフも次々と幸せをつかんだ。「祝儀もすごかった。新車でワゴンR、イケますね。ボチボチ回収にかからんと」と言うものの、出会いと縁遠い毎日。「(40歳になる)来年までに…。マジで今は何もない。後輩集めてごはん行こかで終わってる」と男と過ごす毎日だ。
同著は、テレビ雑誌『TV Bros.』で2004年〜'13年に連載してきたコラムをまとめたもの。ポートレートや一門一答、兄弟によるほろ酔いインタビューなど、撮り下ろしも多い。
連載が始まったころ、「せいじはまだ子どもも産まれてなかったけど、産まれて、成長していくのが見れる。俺は変わってない」と、私生活においては差が出た千原兄弟。仕事面では、「29〜30(歳)ぐらいですから、ちょうど『(人志松本の)すべらない話』(フジテレビ系列)がはじまったころ。1回目の収録を終えて、書いてるんですよね」と、10年の長い歴史を感じずにいられない。
40の大台に乗るころには、伴侶と出会っていたいジュニア。「(そのときは)ドカ〜ンと!」と願いを募らせるが、ジュニアの婚活はどうなることやら…。(伊藤雅奈子)