同書は、ジュニアが自宅のトイレに置いているノートに書き溜めた言葉を、コラムにして週刊誌「週刊SPA!」にて連載している原稿をまとめたもの。第1弾「すなわち、便所は宇宙である」、第2弾「とはいえ、便所は宇宙である」に続くシリーズ第3弾で、SPA!未収録分も含めた88本のコラムを掲載。特別付録として、コラムにも多数登場する後輩芸人たちがジュニアの素顔を暴露する「千原ジュニア欠席裁判」も掲載。
スーツをビシッと着込んで登場したジュニア。トイレにノートを置いていることを紹介し、「狭い所で考えて、頭の中は広がっているということです」と書名の意味を解説した。レポーターから、「どのタイミングで考えるんですか? 最中? 前後?」などと質問され、「トイレには神様がいるということですよね?」と問われると、ジュニアは「ちょっと、古くない?」と逆ツッコミをかまし、いったんは、会見の主導権を握ったかに見えた。
しかし、トイレでの思い付きをコラムにするということで「原価がないわけですよね?」「また、がっぽり入る?」などと、再びたたみかけられた。ジュニアは、思わず、「読んでいただければ、読んでいただけるほど、僕のにやけが止まらない」「第3弾が出るということで、第1弾、第2弾が増刷されて」とポロリ。「(書名は)便所は宝石箱である、でしょ」と突っ込まれるに至り、「もー、いいやそれで」とさじを投げ、その様子が爆笑を呼んだ。(竹内みちまろ)