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新たなお昼の視聴率戦争がぼっ発 TBS「ひるおび」首位キープに厳しい現実

 お昼の時間帯で、新たな視聴率戦争がぼっ発している。

 3月31日で、31年半の長きにわたって放送を続けてきたフジテレビ「笑っていいとも!」が終了。4月1日より、新番組「バイキング」(午前11時55分〜午後1時)がスタートした。

 一方、日本テレビと激しい視聴率3冠争いを展開するテレビ朝日は、「全日帯」強化のため、午前からお昼にかけた時間帯を大幅に改編。これまで、午後1時20分開始だった長寿番組「徹子の部屋」を正午開始に、午後1時5分開始だった「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」を午後0時30分開始に移動させた。

 フジ、テレ朝が新布陣で迎えた1日の視聴率(関東地区)は、新番組「バイキング」と、日テレ「ヒルナンデス」(午前11時55分〜午後1時55分)が6.3%でトップ。TBS「ひるおび」第2部(午前11時55分〜午後1時50分)が5.8%、時間移動となった「徹子の部屋」(ゲストは水谷豊)は4.8%だった。

 好スタートを切った「バイキング」のMCは日替わりで、この日はEXILEボーカルのTAKAHIRO(NAOTOと週替わり)が務めたが、初日に関しては、視聴者も初物見たさの様子見もあったようだ。

 もともと、お昼の時間帯で視聴率トップを獲っているのは、ホンジャマカの恵俊彰がMCを務める「ひるおび」第2部。

 13年度(13年4月1日〜14年3月28日)の同番組第2部の年間平均視聴率は5.7%で、12年度(5.9%)に続き2年連続トップとなった。さらに、第1部(午前11時〜11時55分)と第2部を合わせた全枠でも、13年度は平均視聴率5.3%で同時間帯のトップとなり、11年度(5.5%)、12年度(5.5%)に続き、3年連続首位。

 お昼の時間帯で視聴率トップをキープしてきた「ひるおび」だが、他局のテコ入れもさることながら、内部からの不安要素もある。というのも、アシスタントだったTBSナンバー1の人気アナ・枡田絵理奈アナが卒業し、朝の「いっぷく!」に移ってしまったのだ。

 これまで、枡田アナは火曜〜金曜日のアシスタントを担当していたが、4月からは、3月まで月曜日のみの出演だった江藤愛アナが、月曜〜金曜日まで通して担当することになった。癒し系の江藤アナには、彼女なりの良さがあるが、人気女子アナの枡田アナが去ったことで、視聴率降下も懸念される。

 まさに、内憂外患状態に陥った「ひるおび」。今年度、視聴率トップの座を守るには、厳しい現実と闘わなければならなくなったようだ。
(坂本太郎)

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