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蛇の目ピロコは“菖蒲(しょうぶ)酒”を飲んで“勝負”に勝つ!!

 5月5日は『端午の節句』です。

 古来中国で“端”とは、物のはし=“始まり”という意味を持ち、もともと『端午』は月の最初の『午』の日を指し、さらに『午』は『五』に通じることから、数字が重なる5月5日が『端午の節句』と呼ばれるようになったと伝えられているそうです。節句は邪気を払い健康を祈願する日とされ、蓬(よもぎ)で作った人形を飾ったり、菖蒲(しょうぶ)酒を飲んだりする風習があったんだそうです。

 日本では“菖蒲”の葉が剣の形を連想させることなどから“男の子”の節句とされ、その成長を祝い健康を祈るようになったと言います。鎧兜(よろいかぶと)や金太郎を模した“五月人形”を飾ったり、庭には“こいのぼり”を立てるのが典型的な祝い方! ですよね。

 ところで、『端午の節句』で飲まれる“菖蒲酒”ってご存知でした?

 サトイモ科の“菖蒲”を用いて作られます! この“菖蒲”には、食欲増進、疲労回復などの薬効があり、強い解毒作用もあり、血行を良くし打ち身にも効くらしいです。ちなみに“菖蒲湯”(菖蒲の根や葉を入れて沸かす)は冷え性にも効果的みたい。

 さ〜て、今年の『端午の節句』は、手作り“菖蒲酒”にTRYしてみましょ!

 一、きれいに洗った『菖蒲』の根を幅2、3mmに刻んで、これを日本酒に30分程浸します。

 二、菖蒲の香りが移ればでっきあがり〜。

 チョー簡単でしょ? 端午の節句には欠かさずに飲まれてきた厄除けのお酒を、菖蒲の凛とした清冽な香りと共に、鎧兜を眺めながら是非ご堪能下さいませ。

 あっ、くれぐれも酔っ払って「菖蒲酒をたくさん飲んで“菖蒲”=“勝負”に勝つぞ〜!!」な〜んて事は言わないように! 大声で叫ばないようにお気をつけ下さいませ(笑)。

 これ、ピロコがやってしまった大失態の一例です(笑)。あまり熱くなりすぎて“火傷”をしないようにしなくっちゃね!
(蛇の目ピロコ)

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