マスク氏は、「The British Patriot」というアカウントが投稿した日本の反移民デモの動画を引用し、「Good」とコメント。動画は8月30日に大阪で撮影されたものとみられ、「STOP大量移民政策」と書かれたのぼりや「日本をアフリカにすんな」などと記されたプラカードを持つ人たちが映っている。
片山氏も1日、Xでマスク氏の投稿を引用し、「『日本は単純移民は受け入れない。』 常識保守の政策の、超えてはいけない一線です」と投稿。マスク氏とデモを支持している。
ネット上では「日本の移民問題は深刻なところまで来てる」「世界中でこの波が大きくなってほしい」といった声が上がった。一方で、「そもそも『単純移民』とは何だ」「常識保守ってなんですか」「言葉遊びはやめてください」「お気持ちではなく明確に言語化してポストし直してください」など、片山氏の言葉選びについて懐疑的な意見が見られた。
先日は「JICAアフリカ・ホームタウン」事業をめぐって、移民受け入れではないかと疑念が浮かび、多くの批判が寄せられた。騒動にまで発展したのは、ホームタウンという言葉が何を指すかを含め、詳細な説明がなかったことも大きい。
賛成するにせよ、反対するにせよ、移民への関心が高まっているからこそ、言葉の使い方も含め慎重に議論するべきではないだろうか。