週刊文春電子版は4月23日に女優の永野芽郁と俳優の田中圭の不倫を報道し、さらに5月7日には、LINEのやり取りを続報として掲載。
岡野氏は報道に対してXで「本人の同意なく他人のLINEトーク履歴を抜き出す行為は、通信の秘密およびプライバシー権を著しく侵害する違法行為である」と投稿。さらに、「文春は、『他人の私的情報を違法に取得しても、それを文春に提供すれば私的な復讐や目的達成が可能になる』という誤った成功モデルを社会に提示してしまっている。このような構図は、違法な情報取得を正当化し、模倣を助長し、報復を目的としたプライバシー侵害を常態化させかねない」と指摘している。
リプ欄では、「どう考えても文春やりすぎ」「文春がやってる事を社会問題にすべきだと思います」「暴走してますね」と賛成の声が寄せられた。
不倫報道で、LINEが流出するのは増えてきている。しかし、公共性・公益性に応じて、プライバシーに配慮する必要もある。不倫報道は、公益性はあまり感じさせない。少し前に日本経済新聞(日経)が福岡のハンバーグを許可なく撮影したニュースや、女性PRIMEが、肩書を捏造し日経を批判する記事を書いたというニュースがあった。メディアは、取材の仕方を見つめ直す時がきている。「反権力」「反体制」を社風とする文春。社風をいま一度思い出すべきではないか。