番組内での今年の目玉は3つ。ジャニーズ事務所が猛プッシュするなにわ男子がメインパーソナリティーを務め、当日発表されたチャリティーマラソランナーはタレントのヒロミ。そして、落語家の林家木久扇は同番組内の「チャリティー大喜利」で、54年間レギュラーを務めた「笑点」を来年3月で卒業することを生発表したが、残念な結果になってしまった。
「ジャニーズといえば、創業者の故ジャニー喜多川社長の性加害問題で渦中だが、そんな事務所タレントがチャリティー番組に関わるとは、ブラックジョークでしかない。おまけに、なにわの西畑大吾は日テレの系列局・読売テレビの女子アナとの熱愛が発覚。マラソンランナーも『まさか、この人が!』という意外性はなかったので、高視聴率を獲得できる要素がなかった」(テレビ局関係者)
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同番組のメインパーソナリティーといえば、1997年にKinKi Kids、2000年にV6が務め、03年のTOKIO以降はジャニーズタレントの〝指定席〟になっているが、なにわはワースト視聴率を更新することになってしまった。
「ジャニーズ枠が定着してからのこれまでのワーストは、04年の嵐で11.7%だったが、今回はそれを更新。さらに、系列局の中京テレビのメインパーソナリティーをメンバーの不祥事が相次ぎ謝罪した美 少年、読売テレビのSPサポーターをCDデビュー話の立ち消えが報じられたAぇ! groupがそれぞれ務めたが、名古屋地区の視聴率は10.5%、関西地区は11.0%。集計された11地区のうち、関東地区と並んでワースト3となり、ジャニーズに対して、非常に厳しい結果が突き付けられた」(芸能記者)
いよいよ、日テレもジャニーズとの関係を見直すべき時期に来たようだ。