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サッカーではなく、おやつの発表ということで「練習や試合と違って、ちょっと緊張」気味の長友選手。ブランドマネージャー就任で特製の巨大名刺を手渡され、「かなりこだわって開発したので、この日を迎えられてうれしいです。子育て家族のことを本気で考えているブランドのマネージャーということで、身が引き締まる思いです」と笑顔を見せた。
開発の打診を受けた時の心境を「ああ、来たかと。僕自身も息子が4人いるんですけど、買い物に行った時、いつも子どもたちがおやつを取ってくるんですね。原材料を見ると、本当は食べさせたくないんだけどな、とネガティブな気持になりながら買い物をしていたんです。この企画をいただいて、子どもたちの健康もそうですし、親も一緒に食べられる最高のおやつを作れる、とワクワクする気持ちになりました」と語った。
開発のポイントは「まずは原材料ですね。香料や着色料、ショートニング、白砂糖を使わない健康的なおやつにこだわりました。あとはやっぱり味です。健康的で体に良くても、おいしくないと続かない。幸せな時間も作れないと思っているので」とこだわった。味については「妻(平愛梨)の意見や子どもたちに実際に食べてもらって、リアルな感想を聞いた」そうで、「本当に忖度なく『パパ、これおいしくない』『まずい』と言われて、『よし、絶対に改善してやる』と思いながら、結果的に最高のおやつが作れたと思います」と家族のコミュニケーションを明かした。「自信作と言うか、最高傑作ができた」と胸を張った。
「体に優しく、おいしくて、おやつ時間が幸せなものになる。それが1日に1回あるだけで、幸福な気持ちになりますし、僕も仕事を頑張ろうと思えます。家族の幸せに繋がっていくんじゃないかと思います」とブランドの今後に期待した。
(取材・文:石河コウヘイ)