同作は真夏の海を舞台にした男女8人の青春恋愛群像劇で、森、間宮のほかに吉川愛、仁村紗和、神尾楓珠、萩原利久、白濱亜嵐、水上恒司ら若手俳優陣が共演。
初回は6.9%でスタート。同局の月9ドラマは、18年7月期の「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」の初回10.6%から2ケタ発進が続いていたが、19作連続の初回2ケタスタートとはならなかった。前回は5.4%。今回は前回から0.1ポイント微増となった。
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「今やフジテレビは個人視聴率、13歳から49歳の男女を対象にしたコア視聴率、そして無料動画配信サービスTverの再生回数と登録者数を重視しているが、看板ドラマ枠の月9にしてはひど過ぎる数字。桐谷美玲主演の『好きな人がいること』以来、7年ぶりの月9の王道とも言える本格ラブストーリーで、脚本は昨年の『第34回ヤングシナリオ大賞』の受賞者だが、内容はスカスカであまりにも展開が早過ぎる。今後の視聴率回復は難しいだろう」(テレビ局関係者)
これまで数々の名作が放送されて来た月9枠だが、まだまだ今作の視聴率を下回るドラマがあった。
全話平均のワーストは女優の芳根京子が主演した18年1月期の「海月姫」で6.1%。そして、1話あたりのワーストは篠原涼子が主演した17年10月期の「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」の最終回で4.6%。2クール連続でそれぞれのワースト記録を更新していた。
「『真夏のシンデレラ』はまだ3話だが、平均は5.9%ですでに『海月姫』を下回っている。最終回の脚本はネットの反応などを見て今後決めるというが、思い切って目標をそれぞれのワースト記録を更新しないという低いハードル設定にした方が大胆な最終回が描けるかもしれない」(芸能記者)
主演の看板を背負わされた森と間宮にとっては「真夏の正念場」になりそうだ。