林下氏といえば、2006年9月から13年12月までの7年間で32回にわたって放送された、テレビ朝日系の大家族バラエティー番組「痛快!ビッグダディ」で一躍お茶の間の人気者となりタレント活動を行っている時期もあった。
美奈子は2度の離婚を経験し、24歳で5人の子持ちとなり11年に林下氏と結婚し同番組にも登場。強烈なキャラで一躍人気者になり番組終了後はタレント活動をスタートさせた。
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しかし、13年に林下氏と離婚。発売した自伝「ハダカの美奈子」を出版し、同書は同年映画化されるなど、一時期はメディアへの露出が増えていった。
15年に当時レスラーだった男性と結婚。その時点で子どもが6人いたが、その後、2人の女の子を出産。10人の大家族となり、美奈子の連れ子と、引退してバスの運転手をしていた夫が打ち解けようと奮闘する様子が19年にフジテレビ系「ザ・ノンフィクション」で放送され大きな反響を呼んでいた。
「タレント活動ができたのも〝ビッグダディの妻〟の冠があったから。特にタレントとしてのスキルが高いわけではなかったので徐々に消え、所属事務所も移籍を繰り返していたようだ。とはいえ、気づいたら壮絶な人生を歩んでいた」(芸能記者)
同誌によると、7月上旬に美奈子と子どもは自宅から引っ越ししたというが、警察官が立ち合い夫は自宅に近寄れず。
後日、美奈子が取材に応じて語ったところによると、度重なる壮絶なDV、自分との子ども以外の子どもとの〝差別〟、ろくに生活費を入れてくれなかったことなどが重なって離婚を決意。
子どもを連れて出て行くことを夫に伝えたところ、脅迫されたため警察を呼ぶ事態になったというのだ。
取材中に何度も涙を流したという美奈子は、『今後は「慰謝料も養育費も財産分与もなくていいので、離婚したい」という条件で、弁護士を通じて協議する予定です』と決意をにじませたという。