昨日27日、猿之助容疑者が、死亡した両親のうち、母親の自殺ほう助の疑いで逮捕された。警察の取り調べに対し「両親が自殺する手助けをしたことは間違いない」と容疑を認めているほか、「睡眠薬を飲んで眠った後、袋を両親にかぶせた」と供述しているという。また、これまでの任意の事情聴取で「週刊誌報道がきっかけだった」という趣旨の説明をしていたことが分かり、警視庁がいきさつを調べている。
これについて、玉川氏は「なぜ、両親も自殺をしなければいけなかったのかと腑に落ちない」と述べ、「自分の子どもがパワハラ、セクハラをしたということが週刊誌に書かれたとして、親がそれで死ぬというところまで繋がるんだろうか。そこがどうしても釈然としない」と主張。
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スタジオでは、同じく死亡した父・段四郎さんについても語られた。体調不良でほとんど寝たきりだったという段四郎さん。亀井正貴弁護士は「段四郎さんとの意思疎通ができない状態であったとしたら、(同容疑者は)自殺ほう助とは別の容疑での逮捕も考えられる」と推測した。
ここで玉川氏は“逆張り”を展開。「ある種、可哀想じゃないかという感覚を持つ人もいるんじゃないかなと思うんですよね、生き残ってしまって。法律はまた、罰として、そこに石を打つわけじゃないですか。なぜ、そこに石を打っていいという話になるんですか?」とこの世に残された猿之助容疑者をかばうような発言も。
この質問に対して、亀井弁護士は「可哀想だという反面で、結局、ほかの人を死に至らしめている原因を与えているという事実は消せないわけですね」などと論破していた。
ネットでは「生き残った人がかわいそうとか言うなら、殺された人はかわいそうではないのか?」「どんなことがあろうと、死に関わって死に至らしめた場合は罪になるでしょ? 可哀想とか関係ない」「ピントがズレてる」「法律と情を絡めて話をややこしくする」と反発が起きている。