この日、番組開始から1時間20分にわたって猿之助について報じた『ミヤネ屋』。コーナーの最後には「今回の件とはまったく関わりは分かりませんが」と前置きし、『女性セブン』が報じた、猿之助の弟子、共演俳優、スタッフへのパワハラ・セクハラ疑惑報道を紹介。
記事は、猿之助との上下関係から、彼らが泣き寝入りするしかない状態だったと伝えるものだった。
>>両親は死亡、市川猿之助も意識もうろう 一部報道の影響? 業界では有名な話か<<
この記事を紹介している際、スタジオ出演していた嵩原氏は「ちょっとだけコメントしていいですか」と口を挟み、「こういう役者とか演出家とか、いろんな多彩でかつ完璧主義者の方って、独特のプレッシャーがあって」と指摘。
発言の趣旨について嵩原氏は、「というのは、自分の頭の中を周りが分かってくれないとか、あるいは自分の言う通りに周りが動いてくれないってことで、わりかし近い方と衝突することが多いんですね」と言い、「それが場合によってはすごいキツい言葉になったり。でも、本人の思いと周囲の受け止め方は違う」と説明した。
嵩原氏は、「(今回の事件との関連が)事実かどうかは別にして、よくあって。まさにそういうプレッシャーの中でうまくいかない、それが非常に重圧になっている方はおられる」と指摘。
再度「猿之助さんがどうだったのか、この事件がどうなのかは分かりませんけど、本当に独特の孤独感、独特のプレッシャーが、こういう方には、多才でかつ完璧主義者の方にはあるということをご理解いただきたいです」と呼びかけていた。
しかし、この嵩原氏の発言にネット上からは、「余計に批判集めるから変に擁護しない方がいい」「すべてのセクハラ・パワハラを擁護してるようにも聞こえちゃう」「よくあるからなに?」「孤独ならセクハラしていいのか?」「多才だったらセクハラパワハラしてもいいの?」といった疑問の声が集まっていた。