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日本ハム・新庄監督、万波起用法に「無意味な策」と批判 4番固定しないワケは清宮・野村にアリ?

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新庄剛志監督

 5月30日~6月21日まで行われた交流戦を「10勝8敗」(全体5位)と勝ち越しで終えた日本ハム。23日に伝えられた新庄剛志監督のコメントが話題となっている。

 報道によると、新庄監督は交流戦明け最初のカード・対ロッテ3連戦を翌日に控えた22日に取材に対応。その中で「競争させてもいいかなと思います。万波君と清宮君と野村君が4番を打ちたいのであれば」と、今後の戦いでは万波中正、清宮幸太郎、野村佑希の3名に4番を争わせていく方針を口にしたという。

 今季の日本ハムは野村(40試合・.235・4本・19打点)、万波(21試合・.338・4本・11打点)、A.マルティネス(3試合・.250・0本・0打点)、松本剛(1試合・.250・0本・0打点)、ハンソン(1試合・.250・0本・1打点)がそれぞれ4番を務めている。打撃成績を総合すると、万波が頭一つ抜けている状況だ。

 >>日本ハム・上沢に「見てて不快」「新庄監督も怒るよ」球界OBが酷評! 西武戦の大炎上をバッサリ、メジャーにも行けないと断言<<

 新庄監督の起用方針に、ネット上では「えっ?4番は万波固定じゃダメなの?」、「3人で競わせるって、万波の数字無視するのかよ」、「清宮、野村とわざわざ競争させる状況じゃないだろ無意味な策」といった疑問の声が寄せられた。

 「現在4番として結果を残している万波は、打撃3部門でチームトップの数字(.273・13本・35打点)をマークしている打者。これから日本ハムと対戦する球団から、“チーム内三冠王”としてより厳しいマークを受けることは想像に難くありません。そのため、新庄監督は安定感を欠く野村(.238)、本塁打数が乏しい清宮(1本)を競争にさらしレベルアップを促すことで、万波へのマークを分散させたい狙いがあるのでは。また、野村についてはかねて4番の座にこだわっていることを何度も公言していますので、モチベーションを維持させるために4番は競争と打ち出した可能性もありそうです」(野球ライター)

 万波を全試合で4番起用した交流戦は貯金2、最後は4連勝締めと非常にいい戦いを見せた日本ハム。その万波を固定しないという新庄監督の方針は果たして吉と出るのだろうか。

文 / 柴田雅人

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