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西武・金子への“働けコール”に批判、「きっかけはDeNA戦」と推測も? 巨人戦中盤の一場面に本人も複雑か

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 14日に行われ西武対巨人戦。「1-7」で西武が敗れたが、試合結果以上に話題となったのがプロ11年目・33歳の金子侑司への“働けコール”だった。

 問題となっているのは、「1-4」と西武3点ビハインドの4回表でのこと。先頭・平沼翔太が遊ゴロに倒れた後、この日「7番・左翼」で先発していた金子が打席に入る。すると、カウントが「1-1」と、西武ファンが陣取る左翼席から「働け働け金子!働け働け金子!」というコールが起こった。

 今季の金子は14日試合前時点で「27試合・.160・0本・1打点」と深刻な打撃不振に苦しんでおり、同戦も2回表1死の第1打席は右飛に倒れていた。この現状にフラストレーションをためているファンも多かったようだが、働けコールを受けた金子は空振り三振に終わった。

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 金子への働けコールを受け、ネット上には「選手に対する侮辱行為だ」などと批判が上がった。また、中には「これきっかけはDeNA戦のコールでは」、「何でもいいから塁に出ろ、あれがウケたからファンも助長したんだろうか」、「横浜戦で特に問題にならなかったからエスカレートした説もない?」といった推測のコメントも見られた。

 「金子は6月4日・DeNA戦9回表1死で代打起用されていますが、この時左翼席のファンからは『何でもいいから塁に出ろ!何でもいいから塁に出ろ!』というコールが上がっています。このコールは1点ビハインドの場面で走者を出したい状況であることは確かだったこと、個人名を出していないことなどからそれほど問題視はされず、他の客席からは笑いも起こっていたといいますが、これが働けコールのきっかけになったのではという見方もあるようです。球界ではかつては『働け』、『気合いを入れろ』など不振選手に喝を入れるコールは珍しくありませんでしたが、時代の流れと共にファンの考え方、姿勢も変わってきているようです」(野球ライター)

 働けコールを受けた金子は打席中、特にコールへの反応は見せなかったが、空振り三振を喫しベンチに下がる途中に左翼席方向に一度視線を向けている。試合後の報道ではコールについてコメントしたとは特に伝えられていないが、物議を醸したコールを内心どう受け止めたのだろうか。

文 / 柴田雅人

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