22日に発生したこの事件。午前11時過ぎに、ラーメン店の店主で6代目山口組系暴力団組長が頭などから血を流して倒れているのが見つかったというもので、まもなく死亡が確認された。店主の頭には銃で撃たれたような痕があったという。
櫻井氏はまず犯人について、拳銃を使用していることから、「暴力団関係者か、もしくは元暴力団関係者の犯行」と推測。一方、現役の組長がラーメン店の店主をしているというケースは櫻井氏も初めてだといい、若干戸惑いを明かしていた。
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また、番組では店主が店のオーナーであったかどうかも論点となったが、暴力団排除条例では、飲食店の経営に必要な食品衛生法に基づく営業許可が必要だが、これは暴力団であることを理由に許可が下りないことはないとのこと。しかし、櫻井氏は「食品衛生責任者は取ってないと思います」と断言した。
その理由について櫻井氏は、「食品衛生法の責任者になるには、資格が必要ですし、講習も受けなければなりません。現役の組長が講習を受けたとは考えられない」と推測。オーナーが別にいて、被害者は形だけの店主として据えられていたのではないかと指摘していた。
さらに櫻井氏は犯人像について、「内部トラブル 系列組織による犯行」と推測。MCの宮根誠司が「なんで組長がラーメン屋やってると内部トラブル起こるんですか?」と困惑すると、櫻井氏は「結局、組長がラーメン店の店主やるっていうのは、暴力団本来の仕事じゃないですよね。そうすると、組員とか元組員とかが『なんでうちの組長、ラーメン店やってるんだよ』って反発があったんでないかなと私は思ってる」と持論を展開していた。
しかし、このコメントにネット上からは、「食品衛生責任者なんて1日講習受けるだけだしガラ悪のいっぱいいるわ」「ただの決めつけ」「いくらなんでもしょうもなさすぎるだろそんな理由」「すべて妄想では?」「単純にラーメンが好きだったんじゃね?」というツッコミが殺到していた。
なお、被害者を巡っては暴力団をやめたがっていた、一人組長だったといった報道もあるため、櫻井氏の指摘に疑問を抱いた人が多かったようだ。