試合後、すずが「プロミネンス、アーティスト2度目の防衛成功!スターダム生え抜きのクイーンズクエスト、残念だったなあ。プロミネンスの壁は、高くて分厚かっただろ。まあ、楽しかったからまたやってあげてもいいよお~。プロミネンス防衛したということで、次の大きい大会、スターダムの横浜アリーナ大会、防衛戦やっちゃってもいいんだけどなあ!プロミネンスにふさわしいアーティストの勇気ある挑戦者、出て来いや!」と言うと、KAIRIが登場。
KAIRIは、なつぽいと2017年以来スターダム登場の安納サオリをリング上に呼び込み、プロミネンスに挑戦表明。
すずは「もちろんいいに決まってるよ。KAIRI、なつぽい、そして、あのたん。いや、安納サオリ。ここにいる鈴季すずは、かわいいすーたんじゃねえからな。プロミネンスがアーティストのチャンピオン、プロミネンスが横浜アリーナでアーティストのベルト防衛しちゃうんで、いいですか、決定で」と挑戦を受諾。バックステージでは「まさかあのたん、安納サオリが出て来ると思わなかったよ。まあね、知ってる人は知ってるだろうけど、あのたん、すーたんと言って、かわいいかわいいプリティなタッグを組んでいる。(苦笑の世羅に)なんだその顔?組んでいる相手なんですけども、スターダムにいる鈴季すずはそんなかわいい鈴季すずじゃねえよってところを。痛い思いをさせてやろうと思いますよ、あの3人に」と安納の登場に驚きつつ、受けて立つ考えだ。
一方のKAIRIは「世界を旅する海賊王女、ノドがかれ気味のKAIRIですが、今日は皆さんにスペシャルなギフト、アーティストのベルト挑戦表明させていただきました。今、私はとってもね、勝利に飢えていて、2連敗中ですからね。どんな相手がいいかって考えた時に、やっぱりもうハードにバチバチぶつかり合える相手が良かったので、それは今、プロミネンスかなと思って。そして、それに立ち向かう上でこの2人が私はベストかなと思いました」とパートナー選考の理由を説明。なつぽいはかつてのパートナーである安納の再登場に「いつかリングでまた会うんじゃないかなって思ってました。アーティストのベルト、正直ビックリしました。KAIRIさんが『頼んだよ』って私に言ってくれて、何をかなって思ったんですけど、『リングでカモーンと言ったら取りあえず来て』って。なんだろうと思ったらアーティスト挑戦。ビッグサプライズ過ぎます、KAIRIさん」と驚きを隠せず。安納は「絶対不屈彼女、安納サオリです。ようやくスターダムのリングに上がることができました。KAIRIさんにお声掛けいただいて輝きたいです、さらに。そのためにこのリングに立ちます」と意気込んでいた。
◆スターダム◆
『REALIVE360 presents CINDERELLA TOURNAMENT 2023』
2023年4月2日
東京・後楽園ホール
観衆 1295人(満員)
▼アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 (30分1本勝負)
<王者組>世羅りさ&○鈴季すず&柊くるみ(15分53秒 ジャーマンスープレックスホールド)林下詩美●&AZM&上谷沙弥<挑戦者組>
※第28代王者組が2度目の防衛に成功。
(どら増田 / 写真・スターダム)