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DeNA・エスコバーへの誹謗中傷に元同僚激怒「許さない!」、球団も法的措置検討? NPBの注意喚起も響かずか

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 巨人アカデミーでコーチを務めている井納翔一氏(元巨人他)が3日、自身の公式Twitterに投稿し話題となっている。

 井納氏は同日午後1時、自身のTwitterに「昨日、エスキーに誹謗中傷した人のことは、許ない!どんな理由であってっもしてはいけないこと!(原文ママ)」、「今回のことは、チームからでも対処してもらいたい!」と投稿。現役・DeNA時代の2017~2020年にかけ共に戦った助っ人・エスコバーに対する誹謗中傷に強く怒りをにじませた。

 エスコバーは前日2日の阪神戦に登板し「1回2失点・被安打2」と振るわなかったが、翌3日の午前11時40分ごろに自身のTwitterに投稿。「昨日の試合後、この人が私を侮辱した」という英文と共に、「あなたの家族全員が自動車事故で死ぬだろう」、「恥知らずの黒い動物」などと誹謗中傷の英文が書かれた自身のインスタグラムDM画面のスクリーンショットを投稿している。

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 井納氏の投稿を受けネット上には「井納さんに全面的に同意、本当に許せない」、「人種差別に加えて家族まで侮辱するのは卑劣過ぎる」、「たかだか2失点したぐらいでこんな仕打ち受ける筋合いは誰にもない」、「NPBが注意喚起したばかりなのに…中傷した奴は恥を知れ!」といった同調の声が相次いだ。

 NPBは開幕を間近に控えた3月29日、公式サイト上で「プロ野球ファンのみなさまへ~ SNS等への投稿についてのお願い~」というタイトルの声明文を公開。昨季はSNS上で選手・首脳陣や審判員ら球界関係者への誹謗中傷が相次いだとした上で、「誹謗中傷等を拡散しないこと、SNS等での投稿にあたってマナーを守っていただくことを改めてお願いするとともに、何より選手の力になる前向きなご声援をたくさん送っていただけること」をファンに呼びかけていた。その矢先に起こったという点も、エスコバーが受けた誹謗中傷への怒り、失望が強まっている一要因となっているようだ。

 井納氏の投稿から約2時間後、DeNA球団公式Twitterは「皆さまが気持ちよくSNSをご利用いただけるよう、誹謗中傷等の心ない行為はお控えください。なお、侮辱や脅迫等の違法な投稿に対しては、法的措置をとる場合がございます」と投稿。誹謗中傷には毅然とした対応をとる構えを見せている。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
井納翔一氏の公式Twitterより
https://twitter.com/shoichi_0501
エスコバーの公式Twitterより
https://twitter.com/ved47escobar
NPBの公式サイトより
https://npb.jp/
横浜DeNAベイスターズの公式Twitterより
https://twitter.com/ydb_yokohama

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