警察によると男は15日午前9時半ごろ、区役所の生活保護担当窓口で持参したカッターナイフを取り出し、対応した25歳の男性職員を「金を出さないと刺すぞ」などと脅した。
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その後職員が通報。警察官が駆けつけ、強盗未遂の疑いで男を現行犯逮捕した。警察によると男は取り調べに対し「脅してお金を払わせるためにカッターナイフを見せた」と容疑を認め、「生活保護費を早くもらいたかった」などと話しているという。脅迫を受けた男性職員や区役所の利用者にけがはなかった。
なんとも驚きの事件にネットユーザーからは「真面目に働いてほしいが、気に入らないとカッターを出すような人物を雇う職場はないかもしれない」「どういう思考をしているのか理解ができない。こんなことをしてもお金が早くもらえないことは明らか」「生活に困っていたのだろうけれど、カッターを取り出して脅しても無駄でしょう。どうしてそれがわからないのかな」「カッターで脅せば生活保護費を出してもらえると思っていたのだろうか」と憤りの声が上がっている。
一方で「こういう人物に生活保護費を出すのはいかがなものかと思う。一生もらえないようにしてみてはどうか」「本当に困っている人に生活保護費を回してもらいたい。暴れる元気がある人には不要でしょう」「役所が困っている人に仕事を斡旋するとか、そういう措置があってもいいのでは」といった指摘も出ていた。
生活保護費を「脅し取ろう」とする行為は、言語道断である。