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日本ハム・矢澤の負傷に「緊急補強ある」憶測の声 助っ人獲得が有力? 新庄監督も心配する異常事態の解決策は

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 日本ハムが2日に新本拠地・エスコンフィールド北海道で行った紅白戦。紅組の先発投手を務めたドラ1・22歳の矢澤宏太がアクシデントに見舞われ物議となっている。

 報道によると、矢澤は3失点を喫した直後の1回裏2死、打席の上川畑大悟が放ったライナー性の打球が右膝を直撃(結果は投ゴロ)。この回限りでマウンドを降り、試合後は足を引きずるようにしながら球場を後にしたという。

 矢澤は投手、外野手の二刀流選手として期待されており、春季キャンプ(2月1~27日)は一軍メンバーとして完走。同月25日からのオープン戦ではまだ登板はないが、野手としては「2試合・.667・1本・1打点」と好アピールを見せている。

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 その矢澤の打球直撃を受け、ネット上には状態を案じる声が寄せられた。また、中には「外野手の負傷がさすがに多すぎる」、「まだ開幕前なのに外野が野戦病院化してて笑えない」、「これ以上負傷者でたら緊急補強もあり得る」といった憶測の声も少なからず見られた。

 日本ハムは2月21日・中日戦で五十幡亮汰がフェンスに激突し右膝を負傷し、同月28日・阪神戦では同じくフェンスに激突した淺間大基が左足を骨折。また、3月1日には江越大賀がシート打撃中の死球で右手首を負傷している。

 さらに、これ以外にも松本剛が昨季骨折した左膝について『なかなかすっきりしない』と本調子ではない旨を明かしたこと、現在WBCキューバ代表に参加中の新助っ人・マルティネスが左膝を痛めたことが2月27日にそれぞれ伝えられるなど外野手にアクシデントが相次いでいる。

 「外野陣の中には今川優馬、万波中正など元気な選手はまだ何人か残っていますが、今後こうした選手にまで故障が発生するようなことがあれば、外部補強による補充が行われる可能性も出てくるでしょう。外部補強はトレード、もしくは新助っ人補強のどちらかが選択肢となりますが、日本ハムは昨オフ助っ人をマルティネスしか補強していないこと、マルティネスを含めても助っ人野手は2名(全6名中)しかいないことを考えると、助っ人補強の方が現実味はありそうです」(野球ライター)

 新庄剛志監督も3月1日に「いやあ外野手が…。仕方ないっちゃ仕方ない」と気をもんだことが伝えられている日本ハムの外野陣。矢澤を最後にアクシデントが止まることを願うばかりだ。

文 / 柴田雅人

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