LGBT問題を取り上げ、例によって出演者が政府批判を繰り返す。青木氏は「選択的夫妻別姓制もそうなんですね、やりたい人たちがやる。これまで通りにしたい人はこれまで通りにすればいいんですけれども、これになぜ反対するのかっていうのはね、ざっぱくに言えば万世一系男系男子で続いてきた天皇っていうものを頂点とする、それを支えるのが家父長制の家族であると。日本は一大家族国家であるっていうような、明治期あたりの価値観を持っている自民党の保守派」と指摘する。
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そして、「それからそれを支えているのが VTRにもありましたけれども、旧統一教会であったり、日本会議のような団体なんですね。それで結果としてジェンダーの問題もそうですし、性的少数者の問題もそうですし、これは移民というものは絶対許さないんだっていうような発想になってきて、それが今の日本社会の外国人労働者が非常に人権を制約された形で入って来ているって問題にもつながってるんですね。この勢力って結構声がでかいとか、強いので、それをどうやって乗り越えていくかっていうのはもう今の政治の課題」などとコメントした。
青木氏の発言に、視聴者からネット上で「LGBT問題と天皇制が関係しているとは思えない。明らかな暴言」「天皇陛下への侮辱ではないか」「LGBT問題から天皇制を批判して、移民を受け入れろと言っている。論理がメチャクチャすぎる」「自分たちの意見に耳を傾けろというくせに保守論者は『声がでかい』と馬鹿にする。酷い」「これを公共の電波で流して良いのか」と憤りの声が上がる。
一方で、番組の支持者からは「理解はできる」などの声も少数ながら上がっていた。
様々な意見や思想が認められる世の中というのなら、保守派の意見や日本がこれまで大事にしてきた文化や伝統も尊重するべきであるように思われる。日本独自の文化や伝統を守ろうとする勢力を青木氏が「抵抗勢力」扱いしたことに、憤る声がネット上で相次いでいる。