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貴景勝の綱取り、消極的な審判部長に「鼻で笑う」貴闘力氏が呆れ ファンからも不満相次ぐ「不公平じゃないか」

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貴景勝

 元大相撲力士の貴闘力氏(元関脇)が24日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。相撲協会・佐渡ヶ嶽審判部長(元関脇・琴ノ若)に苦言を呈し話題となっている。

 今回の動画で貴闘力氏は1月場所を「12勝3敗」で制した大関・貴景勝や、自身の息子で「4勝11敗」と振るわなかった平幕・王鵬の現状や今後などを語った。その中で、貴闘力氏は佐渡ヶ嶽審判部長が貴景勝の来場所綱とりに慎重な姿勢を見せていることを問題視した。

 >>大相撲、貴景勝が口・鼻から大流血!「顔面ばかり狙ってないか」対戦相手の頭突き・張り手連発が物議<<

 横綱審議委員会の内規では横綱昇進について「大関で2場所連続優勝もしくは、それに準ずる成績を挙げた者」と定められており、これにのっとるのであれば貴景勝は次の3月場所が綱とりの場所となる。だが、佐渡ヶ嶽審判部長は「まだそこは私たちは何とも言えない。(12勝という)星もある。相撲内容も」と、来場所が綱とりの場所になるのか明言しなかったことが伝えられている。

 勝利数、相撲内容が不満なのか慎重な姿勢を見せている佐渡ヶ嶽審判部長だが、貴闘力氏は「俺からしたら鼻で笑ってしまう。優勝したんだから、次(の横綱候補も)いないんだから」とコメント。1月場所優勝で内規に該当している上、他の昇進候補も見当たらない現状でなぜ貴景勝の綱とりを渋っているのかと苦言を呈した。

 貴闘力氏は続けて、「今の現状で一番強い奴は誰だっていうことで横綱を作るわけだから。(時期によって)強い、弱いというレベルはあるけど、そんなことはもうこの際だよね」と主張。今場所は125年ぶりの1横綱1大関、さらに横綱・照ノ富士の休場により0横綱1大関と幕内最上位はほぼ壊滅状態だったが、その中で唯一の大関としてきっちり賜杯を手にしたことは評価されるべきではないかと語った。

 貴闘力氏の発言を受け、ネット上には「審判部側がなんで綱とりに消極的なのかは自分も疑問」、「優勝したのに勝利数が、内容がなんて注文つけるのは要求が高すぎないか」、「横綱が複数いるならわかるが1人しかいなくて、その1人も満身創痍なのに渋る理由が分からん」「確かに今はレベルが低いかもしれんが、それで優勝や綱とりがないがしろにされるのは不公平じゃないか」と同調する声が寄せられた。

 貴景勝の来場所綱とりについては、横綱審議委員会・高村正彦委員長も24日の定例会合後会見で「そういう話は全くなかった。結果を見てからの話でしょう」と特に明言しなかったことが伝えられている。審判部や横審は貴景勝の1月場所の内容、またコンディション面(両膝に古傷、1月場所では首を負傷)を不安視しているものとみられるが、今後の展開は果たしてどうなるだろうか。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
貴闘力氏の公式YouTubeチャンネルより
https://www.youtube.com/@takatorikibeya

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