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矢口真里「震えて何もできない」地上波恐怖症明かす「ちょっと卑怯」カラオケ企画には厳しい声も

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元モーニング娘。・矢口真里

 1月22日に放送されたフジテレビ系『千鳥の鬼レンチャン』に、元モーニング娘。の矢口真里が出演。選曲に注目が集まった。

 『鬼レンチャン』はこの日、名曲のサビだけを一音も外さずにカラオケで10曲連続で歌いきる「サビだけカラオケ」を放送。司会・千鳥とかまいたちの辛口批評が持ち味の企画で、オファーを受けた芸能人がちゅうちょすることも多いという。

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 今回、矢口が出演を決めた理由は「悩みを払拭するため」だった。

 2013年、モデル男性との不倫が発覚し離婚するスキャンダルがあった後、度重なる炎上騒動もあった。矢口は地上波の番組に出演すると「震えて何もできなくなる」「全然自分らしさを出せていない」といった悩みがあった。

 だが、ある日『鬼レンチャン』で同じくスキャンダルで芸能界を干されたTKO・木下隆行が出演したのを見て「私もイケる!」と思い出演を決めたという。

 矢口は歌う直前、手が震えるなど緊張した様子だったが、元国民的アイドルの意地で歌いきることを決意した。

 ここまでなら勇気あるチャレンジといえたが、ネットでは矢口の選曲に賛否両論が飛び交った。
 矢口は1曲目にモーニング娘。のヒット曲『ザ☆ピ~ス!』を選びクリア。続いてモー娘。の『恋のダンスサイト』『そうだ! We’re ALIVE』を連続で歌いきった。

 4曲目にはEvery Little Thingの『Time goes by』を挟んだものの、『恋愛レボリューション21』『I WISH』と6曲中5曲を持ち歌で固めた。

 往年のモー娘。のヒット曲を聞いたファンからは「懐かしい」「さすがに歌が上手い」「もっと聞きたかった」といった声が続出した。

 ただ「サビだけカラオケ」はあくまでもカラオケ企画で、参加者が持ち歌を選ぶのを控える傾向にある。ネットでは「自分の曲ばっかりじゃん」「持ち歌ばっかりはせこい」「ちょっと卑怯」「賞金にしか興味ないのか」「過去の栄光にすがり過ぎ」といった辛辣な声が目立っていた。

 矢口の前に登場した元モー娘。の保田圭は『モーニングコーヒー』『抱いてHOLD ON ME!』以外は持ち歌を選ばず安室奈美恵やSPEED、ブラックビスケッツなどバラエティに富んだ選曲だった。それだけに自分の曲しか歌わない矢口の姿を見て視聴者は「ズルい」と感じたようだ。

 事前コメント通り「自分らしさ」を存分に発揮した矢口だが、番組に爪痕を残すまでには至らなかったようだ。

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