松葉は前中日(現ヤクルト)のプロ12年目・30歳の三ツ俣大樹、野球解説者・岩瀬仁紀氏(元中日)と共に番組に生出演。中日選手の知られざる一面などを話したが、その中で土田の体重増に協力しようとしたものの、なかなかうまくいかなかったという話を明かした。
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具体的な時期は触れなかったが、今季は土田を見るたびに「ガリガリ過ぎて不安」と感じるほど体格面が気になっていたという松葉。そのため、定期的に球場内のケータリングからおにぎりを選んで土田に差し入れていたというが、「次の日そのまま置いてあったりするので、よくカミナリ落としてました」という。
松葉曰く、土田は差し入れをもらった直後は「はい! いただきます!」と威勢よく返事をするものの、手をつけずにロッカー内に放置したままという状況もしばしば。それでも松葉は「懲りずに『ご飯食べに行こうよ』、『おにぎり取ってきてあげるよ』って言って彼の栄養面をサポートしてました」というが、土田は結局ほとんど食べないままだったと振り返った。
松葉の発言を受け、ネット上には「松葉がそんな気を遣ってるのは知らなかった」、「なんか食わせなきゃって周囲が思うほど痩せこけてるってヤバくないか」、「食べれないからって置いたままにせず、一旦持って帰るとかすればいいのに」、「差し入れ放置って結構失礼だと思うけど、それでもめげない松葉っていい人なんだな」、「松葉を舐めてるわけじゃなくて本気で食えないんだろうな、本人も危機感抱いてるみたいだし」といった驚きの声が寄せられた。
NPB公式サイトでは土田は身長180センチ、体重77キロと記載されているが、今オフの報道によると土田は今季終了時68キロと公称から10キロ近く体重が落ち込んでいたという。一般的に土田のように高卒入団から早期に一軍抜擢された選手は、体作りに割く時間の減少もあり瘦せてしまうことが多いとされており、本人も「下半身を重点的に鍛えて、筋肉量を増やしたいです。ベスト体重は77キロなので、キャンプインまでにそこまでもっていきたい」と体重増加をオフの課題に位置付けているという。
松葉は番組内で「彼がどんどん体大きくなってくれることが僕の願いですので、これからもご飯持っていきたいと思います」と、来季も土田へのサポートは続ける旨を口にしている。先輩の願い通りに土田は来季ビルドアップを果たすことができるのだろうか。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
NPB公式サイトより
https://npb.jp/