収録番組ながら、出演者の暴走発言もそのまま放送しがちな本番組。今年、武田が最初に炎上したのは2月13日放送回だった。
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「番組では、アンジャッシュの渡部建の芸能活動全面復帰について取り上げていました。その中でかつての芸能界について、『俺たちが若い頃の芸能界は乱暴でルーズ、不倫だらけの人は逆に尊敬されていた』と発言。女性に高額な手切れ金を渡すような芸能人は『一種の喝采があった』と言い、『安全を売るだけが芸人じゃないよね』と話していました。しかし、これにネットからは『完全に一般常識とかけ離れてる』『そういうのがよくなかったからなくなったんでしょ』『もうそんな時代じゃない』という呆れ声が集まっていました」(芸能ライター)
また、11月13日放送回では、T.M.Revolutionの西川貴教が若者の政治離れについて話している際、武田が突然「すみません!」と話を遮って、リモート出演していたタレントの野沢直子に「(アメリカは)物価高いの?」と質問。野沢は「高いんですよ」と答えつつ、「この間出た時、武田鉄矢さんと一緒だったじゃないですか? その話、すごいしましたよね?」と呆れながらツッコミを入れる場面もあった。
さらに、12月4日放送回では、高校の男女交際を禁止する校則により退学を勧告された元生徒と学校の裁判で、裁判所が学校側に損害賠償を認めたというニュースを特集。その中で、武田は「高校生に向かって恋をするなと言うのは無理」と言いつつ、「極端なことを言いますけど、『盗むな』と言うのでさえも正しくないこともあるような気がする」と明かした。
「武田によると、子どもの頃実家が営んでいたたばこ店の釣銭を盗んで映画に行っていたとのこと。その後、俳優になった武田が助演男優賞を獲った際、インタビューに答えた母親がこのエピソードを振り返り、『子どもには親がいいこと、悪いことと分ける前に、本能として自分の将来を探す時がある』とこの当時のことを話していたと明かしていました。しかし、ネットからは『結果論で盗みを正当化するのやばすぎる』『モラルとかけ離れたこと言う人、いる?』『世間との感覚のズレがすごい』『この人の話もう聞きたくない』というドン引きの声が殺到していました」(同)
暴走するだけならともかく、共演者にも迷惑をかけるようになってしまった武田。視聴者の間では不要論も起こり始めているようだ。