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ついに被害者が声をあげた演劇界の性加害 他の女優も続くか

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谷賢一

 16日から上演予定だった舞台「家を壊す-他、短編-」が、作・演出の谷賢一氏が告訴され、ハラスメント行為の告発があったとして、急きょ中止することを15日、舞台の実行委員会が公式サイトで発表した。

 公式サイトでは中止の理由について、《『家を壊す-他、短編-』(主催:浜通り舞台芸術祭実行委員会)については、作・演出の谷賢一氏に対して告訴ならびにハラスメント行為の告発があり、この状況を勘案して協議を行った結果、主催者の判断で公演中止とさせていただきます》と報告。チケットの払い戻しなどを告知して謝罪した。

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 そもそも、事の発端は同日のSNS投稿。谷氏主宰の劇団「DULL-COLORED POP」に所属する女優の大内彩加が、ツイッターで2018年6月から21年3月まで受け続けたセクシャルハラスメント被害や実名で告訴するまでの経緯を明かしていた。

 大内は添付した文書によると、《2018年6月から谷に「日常的に胸やお尻を触る」「卑猥な言葉をかけられる」「卑猥な内容のLINEが送られてくる」等の性加害を2021年3月まで受け続けました。もっと深刻な、辛すぎる性加害もありました》などと告発。

 また、《私は今、適応障害・うつ病を患い精神科に通院、投薬治療をしています。何度も自殺をしようとしました》と被害によるダメージを明かしている。

 一方、谷氏は同日、舞台が中止になったことを謝罪した上で、大内の告発を《れっきとした名誉毀損》と反論し、《取り下げて頂くまで戦う覚悟でおります》と裁判で争う構えを見せた。

 「今春、映画界での園子温監督、榊英雄監督、木下ほうからの性被害を続々と被害者の女性たちが告発し加害者はすっかり表舞台から消えた。演劇界では劇団の主宰者や演出家が絶大な権力を持っており、性加害を受けた女優も多いがほとんど泣き寝入り。勇気ある実名告発だけに、これに続く女優も多いのでは」(演劇業界関係者)

 司法がどう判断するのかが注目される。

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